日帰りで全部堪能してきました!
内房の鋸山近辺(富津市・鋸南町近辺)で、長女(8歳)、長男(6歳)と磯遊び&海水浴をしてきました。
その後、千葉県で2番目に高い山、鹿野山(かのうざん)に星を見に行き、運良く天の川も見れました。
かなり充実した1日でしたので、当日の模様を書いておきます。
見に来てくれた方の内房の旅プランの参考になれば嬉しいです!
内房で海水浴ついでに磯遊びがしたい!
「磯遊びがしたい!」のは、子供ではなく、私です(笑)。
ネットサーフィンをしていて、千葉の内房で磯遊びをして、貝を採って食べている記事を見つけたんです。
で、私が前から採って食べてみたかった「カメノテ」も獲れるというじゃないですか。
旬の食材百科 カメノテ
今年はお盆は仕事になりそうなので、少し早めのお休みをもらい、潮のいい日を調べて、磯遊びと海水浴、両方楽しめる日に行ってきました。
内房のどこに行こうか?場所の選定
内房の保田・勝山近辺で磯遊びができる事は調べて大体わかっていました。
さらに、千葉県の海水浴場の水質調査のpdfを見て、水質がAAの「元名(もとな)海水浴場」に行く事にしました。
水はキレイにこしたことはないですからね。
公式PDF 令和元年度 千葉県海水浴場水質調査地点
調べてみると、元名海水浴場は海水浴も磯遊びも可能だといいます。
行った日の2019/8/2(金)の干潮時間は11時45分あたり。
しかも大潮なので、かなり潮の引く日です。
海水浴場に行く前に、もう一つ気になっていた、磯遊びスポットの「明鐘岬(みょうがねみさき)」に寄ってみることにしました。
内房 明鐘岬で磯遊び
千葉のベイエリアの我が家を8時半前に出発し、現地に着いたのは10時20分。
干潮時間の1時間半前くらいなので、ちょうど良いタイミングです。
おおー、ステキな場所だ!
車を国道から脇に入った道に止めます。
磯に降りるのに少し苦労しましたが、思った通り磯遊びが出来そうです。
我が家の他にもうひと家族、お父さんと中学生、小学校高学年くらいの男の子が来ていました。
いわゆる潮だまり(タイドプール)に目をやると、小魚などが取り残されています。
子供らに網を渡し、頑張って捕まえるように言い残し、私はお目当てのカメノテを探すことに。
磯を探索します。
まず見つけたのは「マツバガイ」。
市場魚介類図鑑 マツバガイ
下調べで食べられることはわかっていたのて、何個か獲ってみることにします。
この時必要なのが、磯での採取に必須のマイナスドライバーとカナヅチ。
マツバガイは岩にへばりついているので、岩と貝との間の少しのすき間にドライバーを差し込み、素早くひっくり返します。
ここでモタついていると、マツバガイは凄い力で岩にへばりつき、全くすき間がなくなってしまうので、素早く獲りましょう。
ありました、今回のお目当てのカメノテです。
こちらもドライバーを根元に差し込んでトンカチでトントンして採取します。
Amazonでこんなモノもありました↓発売元のサイトで取り方動画もあったので貼っておきます。
市場魚介類図鑑 カメノテ
「パーパーこれはー?」と長男がフジツボを発見しました。
フジツボも下調べによると食べれるそうなので、これも少量採取してみます。
これはおそらくクロフジツボ。
市場魚介類図鑑 クロフジツボ
潮だまりのそこここで目にしたのが「ウニ」です。
岩の間にマンションのように住処を作り、大量に生息していました。
漁業権のある海で、ウニ等を持って帰ると密漁にあたると思ったので、このウニは持って帰りませんでした。
.
磯遊びを楽しんでいる子供らは、結局お魚は捕まえられず。
かろうじてカニを捕まえていました。
我が子らにはまだ難易度は高めのようでした。
磯遊びに来ていたもうひと家族のお兄ちゃんたちは、何匹か魚を捕まえていたので、上手いことやれば捕まえられるのでしょう。
明鐘岬には、小説「虹の岬の喫茶店」のモデルになった岬のカフェがあります。
この小説はのちに吉永小百合さん主演で「ふしぎな岬の物語」のタイトルで映画化もされました。
何度かメデイアで取り上げられているのを見たことがあったので、知っていたのですが、今回は海水浴がメインなので、お店には寄りませんでした。
興味がある方は、こちらの記事が詳しかったです。
シネマズ PLUS 【教えたくない絶景カフェ!】『ふしぎな岬の物語』の舞台になった喫茶店
元名海水浴場で海水浴
磯遊びを1時間弱楽しんで、海水浴場に向かいました。
元名海水浴場は、明鐘岬からは車で10分ほど。
平日だったこともあり、海水浴場に併設されている無料駐車場にも問題なく止められました。
千葉県公式観光情報サイト 元名海水浴場
駐車場は20台程度、11時半過ぎに着きましたが、まだ何台か空きがありました。ビバ平日。
上の写真の岬の先端が、先程までいた明鐘岬近辺です。
で、海とは逆のお山の方が鋸山ですね。
ご覧の通り、海はガラガラです。
おそらく20名もいなかったと思います、プライベートビーチ状態。
元名海水浴場に海の家はありません。
更に上の写真の通り、ライフセーバーさんがいない日もあります。
まぁ、遠浅で波もかなり穏やかだったので、この日はライフセーバーさんがいなくても全く問題ありませんでした。
海の家はないのですが、真水の公共シャワーが2台あります。
無料で使わさせてもらえるのはありがたいです。
トイレもこの白い監視塔の中にあります。
海水浴場の南側エリアには、磯遊びができる場所が。
写真は干潮時間から1時間程経ってからのものですが、干潮時間にはもっと潮だまりが出来て磯遊びが出来ると思います。
ご覧の通り、波はほぼありませんでした。
うちの子らはまだ泳げないので、これくらいがちょうど良いです。
水質も確かにキレイで、子供らはダイソーで買った水中メガネで何度も海の中を覗いていました。
たっぷり5時まで遊んでやりました。
近辺には何個かお風呂もあったので、寄ることも考えたのですが、真水のシャワーで事足りたので、サクッと夕食をとる事にしました。
鹿野山九十九谷展望公園で天体観測
浜金谷のガストで夕食を済ませて、鹿野山の九十九谷(くじゅうくだに)展望公園を目指します。
浜金谷には、「孤独のグルメ」のシーズン6で有名になった、アジフライが名物の「はまべ」があります。
ただ、夜は営業していないそうなので、アジフライはまたの機会に。
浜金谷から鹿野山までは下道で35分。
渋滞もほぼなく、恐れていたのは子供らが寝てしまう事だけだったのですが、この日はテンションも高く寝ないでいてくれました。
到着したのは午後8時前。
我が家の他にも写真撮影に来ている親子と、星好きのおじさんが来ていました。
初訪問ですが、ココ、確かに星が良く見えます。
やはり山中なので、光の量が全然少なく暗いです。
また、これはたまたまなのですが、新月(満月の逆)の翌日で月明かりもほぼありませんでした。
うっすらですが、白い筋の様な天の川も見れました。
子供らに天の川を見せてあげる事が出来てパパとしては大満足です。
星に詳しいおじさんに聞いて、夏の大三角やら、夏の星座の代表格、さそり座のアンタレスなんかを教えてもらいました。
この九十九谷展望公園は早朝の雲海スポットとしても有名だそうで、写真愛好家の間では結構な定番スポットみたいです、シラナカッタ。
20分ほど星空を堪能し、帰路に着きました。
帰宅中は子供らは流石に爆睡。
いっぱい遊んで楽しかったね。
まとめ
多分、かなり運が良かった!
この日の様に、昼間に磯遊びと海水浴が出来て、夜も晴天で月明かりもなく天体観測ができるなんて大分運が良かったと思います。
ただ、7月8月の潮見表を見ましたが、シーズン中に数回は昼間の間に干潮を迎える日があるので、磯遊びと海水浴のW体験は比較的容易かと。
今回は私がカメノテ探しに夢中になってしまったので、来年は子供らと魚捕りにチャレンジしてみようかと。
磯遊びは運が良ければタコとかも捕まえられるみたいですからね、捕まえてみたいな、タコ、そして当然食べる。
長くなったので、採ったカメノテやらの食レポは次の記事で書きます、しばしお待ちを。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
↓ページ下部に「人気記事ベスト10」があります。お時間がある方は見るだけみてやってください(願)。
【2019/08/16追記】
カメノテの食レポ、書きました↓。
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