賢く利用して、無料駐車!(ただし自己責任で)
きっかけは、江東区の竪川河川敷公園に娘(8歳)と300円カヤック体験をしに行った時の事です。
付近の駐車場を探していた時、パーキングメーターを見つけました。
パーキングメーターは一杯でココには止められず、付近のコインパーキングに止めたのですが、そういえば昔、友人が
動いていないパーキングメーターの所は、駐車違反にはならない!
と言っていたのを思い出しました。
そこで調べてみました。
一概に動いていないパーキングメーターが駐車違反にならないわけではないそうですが、それでも
- 稼働していないパーキングメーターに駐車して、駐車違反にならない条件
- ややグレーなやり方なものの、稼働中のパーキングメーターにお金を払わなくても駐車できる方法
を見つけました。
1と2のやり方をそれぞれご紹介します。
そもそもパーキングメーターとは?使い方は?
都内などで、道路の一部を駐車スペースとして提供する際に、駐車料金徴収のために設置されている機械です。
コインパーキングとの一番の違いは「制限時間」がある事。
短時間駐車が目的であり、多くは制限時間60分で、場所によっては20分、40分のものもあるそう。
また料金は前払いで、使用方法には「クルマを止めたら、すぐに手数料を払いましょう」と書いてあります。
私自身はクルマで都内に行くことがあまり無いのと、行くとしたら長時間駐車なので、パーキングメーターって、あんまり使ったことないんですよね。
料金的には都内で1時間300円は安いのですが、短時間しか止められず、長く止めたい場合は60分以内にいちいち戻って都度クルマを移動して再度メーターを始動させる(移動中に他のクルマに止められちゃうかもしれないし)のは面倒でしかないですよね。
時間外、日曜・休日なら、無料で止められるパーキングメーターがある!
そんなパーキングメーターですが、日曜日には稼働していない所があります。
そしてここが大事なのですが、
稼働していないパーキングメーターのうち、「道路標識で駐車禁止の条件にあてはまらない場合」はパーキングスペースに止めても駐車違反にはなりません。
ただし、標識以外で決められている駐車違反の取り決め(同一場所に日中8時間、夜間12時間駐車や、交差点や消火栓から5m以内の駐車等)の場合はパーキングメーターに止めていても駐車違反になります。
「でもそもそもパーキングメーターってどこにあるのよ?」という方、大丈夫です、ネットで探せます。
警視庁のホームページにご丁寧にパーキングメーターの設置場所のサイトがあります。
警視庁公式 時間制限駐車区間 案内地図
こちらのサイトで日曜日に稼働していないパーキングメーターが探せます。
地図上に緑の線で「(土曜)日曜、休日を除く曜日の利用可」と書いてある場所がそうですね。
青線は日曜日も稼働しているパーキングメーターです。
緑線は日曜日は稼働していないパーキングメーターです。
例を述べた方がわかりやすいと思います。
今回、娘の希望で2回目のカヤック体験をしに行くにあたり、カヤック場近くのパーキングメーターに無料で止めてきたので、その時の話をします。
横十間川沿いの道(墨東病院川向い)のパーキングメーター
まず横十間川沿いの、カヤック場の近くのパーキングメーターに向かいました。
駐車禁止の標識がないので、ここの稼働していないパーキングメーターには駐車可ということになります。
訪れたのは日曜日の午後13時過ぎ。
皆さんこのテクニックを知っているのか、スペースが1台も空いていません。
この場所は道路の両側にパーキングメーターがあって、おそらく30数台は止められるはずなのですが、全部埋まっていました。
場所が亀戸と錦糸町の駅にそこそこ近いので、恐らく日曜の早い段階で埋まってしまうのでしょう。
猿江恩賜公園横、新大橋通りのパーキングメーター
再度地図をご覧ください
次に訪れたのは、カヤック場の南側、猿江恩賜公園横の新大橋通り沿いのパーキングメーター。
まずパーキングメーターの標識の下に補助標識で「日曜・休日を除く」と書いてあるので、日曜はパーキングメーターは作動していません。
さらに標識を見ると、ん、駐車禁止の表示があります。
こはダメな所なのか?
しかし駐車禁止の標識の下の補助標識をご覧ください。
まぁ、ごちゃごちゃ書いてありますが、大事なのは「ここから10m」の表示です。
この標識の先10mだけが駐車禁止であって、パーキングメーターはその先にあります。
と、いうことでこの道の稼働していないパーキングメーターのスペースは駐車しても違反ではないと言う事になります。
幸いにも1台空いていたので、そこに車を止めて、7、8分は歩くのですがカヤック場に向かいました。
1時間強止めたのですが、何ら問題はなかったです。
そもそもこの場所はパーキングスペースの枠外でも違反ではなかったのかも
ビビりなので、パーキングメーターの枠内にはみ出さないように止めましたが、色々調べてみると「この道は枠外でも違反ではなかったのかも」と思うようになりました。
と、言うのもこんな記事を見たから。
プレジデントオンライン 無料の駐車スペースを見つける方法
ただやっぱりなんかあったら嫌なので、なるべくなら枠内の方が安心できますよね。
これらのやり方はあくまでネットで集めた情報からの我流のやり方です。
やる時は自己責任でお願いしたいですし、もし駐禁取られても一切責任は負いかねますのでよろしくお願いします。
標識を理解するのが、なかなか難しいんですよねー、わざとか?
Google ストリートビューと警視庁のサイトを使って、日曜駐車可のパーキングメーターを見つける
警視庁のサイトで日曜日に動いていないパーキングメーターの場所がわかっても、標識の駐車禁止の表示までは現地に行かないとわかりません。
例えば下のような場所の場合。
これは私の会社近くのパーキングメーター設置道路の写真なのですが、日曜日はパーキングメーターは稼働していないのですが、駐車禁止の補助標識で「日曜・休日の8-12時」も駐車禁止ということがわかります。
つまり、
- 日曜・休日の0-8時
- 日曜・休日の12-24時
は駐車可ということ。
こういう情報は直接現地に行かないとわかりません。
が、しかしです!
今は良い時代ですね、Googleのストリートビューで調べればわかります。
ビバ、インターネット!
たとえば、上の場所のゆりかもめ「芝浦ふ頭」駅近くパーキングメーターの場合。
ここは日曜は稼働していないパーキングメーター(警視庁ホームページの港区の情報より)。
道路標識で「駐車禁止」がなければ、問題なく止められると言うことです。
で、Google ストリートビューで調べてみます(南から北へ向かいます)。
ストーリービューで調べる限りでは、駐車禁止の標識は見当たりません。
一番最後の画像で駐車禁止の標識が登場しますが、補助標識が右向き矢印なので、「駐車禁止ここから」の意味になります(つまりそれ以前は駐車禁止ではない)。
「ふ頭」と言う地名からもわかる通り、倉庫街なので、日曜日に駐車禁止にするほど人もいないのでしょう。
と、このようにネットを駆使して日曜駐車可のパーキングメーターを探せます。
ただ、あくまで目処をつけられるだけなので、必ず空いているという保証もありませんし、実際行ってみたら状況が違うこともあるかもしれません。
また、道路条件も日々更新されて、今まで駐車禁止で無かった所が駐車禁止になる事もあります。
先程も述べましたが、これは私が考えた我流のやり方です。
駐車においては自己責任でお願いします。
実際に警察署に行って聞いてみた!
ネットで仕入れた情報で、「多分大丈夫!」との感触は得ましたが、実際のところはどうなのか?
警察署に行って、写真を見せて説明を聞いてきました。
まず、先程も見せたこの写真。
これに関しては私の理解で正しく、
- 日曜の0-8時
- 日曜の12-24時
は、大丈夫の模様。
「模様」と言ったのは、訳があり、正直お話を伺ったおまわりさんの歯切れは悪かったです。
警察の立場としては、公然と「止めても問題ないです」とは言えないようです。
まぁ、それはそうなんでしょうね。
警察が路上駐車を推奨するわけにはいかないので。
「問題はないんでしょうが、様々な理由をつけて取り締まろうと思えば取り締まれなくもない。近隣住民から苦情などが来たら取り締まるかもしれない。だから駐車場にちゃんと入れてくださいね。」
と、言ったニュアンスでした。
話を聞いて受け取った感想としては
ほぼほぼ大丈夫なんだろうな
と、思いました(笑)。
お話を聞かせてくれたイケメンの若い警官さん、ありがとうございました。
警察の歯切れが悪いのは、こんな理由もあるみたいです。
お金を払わずにパーキングメーターに止める!
これに関しては、リンク先をお読みください
数年前にバズった情報らしいのですが、私も初耳でしたし、友人とのグループLINEにも流したのですが、みんな知りませんでした。
友人の1人は
目から鱗だな
と述べてました。
ただ、実行するのに若干の勇気がいる情報ですよね(笑)。
私みたいな小心者にはなかなか厳しいですが、この情報を仕入れた後、実際のパーキングメーターを注意して見ていると、確かに料金未納のママの状態をそこそこ目にするようになりました。
知る人ぞ知るのテクニックかもしれません。
都内でも「駐車可」の標識の場所があった
【2021年9月追記】
日曜に作動していないパーキングメーター設置道路で、下記のような「駐車可」の標識の場所もありました。
場所は明言できないのですが、都内23区内某所です。
青四角に「P」は駐車可の標識。
その青四角「P」下の補助標識に「20-7」の記載があるので平日夜間20時~翌7時は駐車可。
さらにその下に「日曜・休日は終日」とあるので、日曜・休日もパーキングメーターの枠内に止めれば違反ではありません(「駐車方法表示線内」がその意味。枠外は駐禁になります)。
ただ競争率はだいぶ高いみたいですけどね…。
今度日曜・休日に訪れることがあったら状況をチェックしてこようと思います。
ちなみにGoogleストリートビューでもこの標識は確認できたので、警視庁のサイトで日曜・休日に作動していないパーキングメーターの場所を確認した上で、ストリートビューでその道路の標識を確認する方法はやはり有効かと思います。
都内有名公園の駐車場が無料で使える裏技!
【2022年4月追記】
新しい裏技情報を仕入れたので書きました↓↓↓
まとめ
調べてみるもんだね
今まで、なんの疑問も持たずにいたパーキングメーターに、そんな使い方があったとは、今回調べて初めてわかりました。
千葉県民の私としては、都内にクルマでお出かけする事は、江戸川区や江東区あたりまででその先は敷居が高い(笑)のですが、これからはちょいちょい試してみようと思います。
東京ドーム近辺や代々木公園近辺なんかは、日曜日にこのテクニックでパーキングメーターに無料で止められるみたいです(早い時間で埋まってしまうみたいですが)。
「いまいち確信がもてない」って方は、気になるところの標識なり写真なりを撮って、警察署に聞きに行けば教えてもらえますよ。
はっきり「止めていい」とは言ってくれないとは思いますが、空気感は感じ取れると思います。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
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