
子どもはのびのびいきいきと。大人は焼きまくりです。
「プレーパーク」ってご存知ですか?
プレーパークは、従来の公園、既成のブランコ、シーソー、鉄棒などがあるようなお仕着せの遊び場と違い、一見無秩序のように見えて、子供たちが想像力で工夫して、遊びを作り出すことの出来る遊び場、東京都世田谷区の羽根木プレーパークがオープンして、この言葉が日本でも広く知られるようになった。
1950年代にはスイスやイギリスで同種のものが作られるようになり、ロビンソン遊び場や、冒険遊び場という名前で呼ばれた。1960年代には、当時の西ドイツの西ベルリンでやはり冒険遊び場がつくられ、この呼称が一番ポピュラーなものになりつつある。冒険遊び場を翻訳したものが、プレーパークであるといってもよいだろう。
ざっくり言うと自己責任で遊ぶ「冒険遊び場」です。
我が家はこれまで、木場、市川、浦安、船橋のプレーパークにお邪魔した事があります。
その中で1番多く参加させてもらっているのが浦安プレーパーク。
その魅力についてはこちらの記事が詳しいです。


週末プレーパークあるけどいくかー?

行く、行く、絶対行くー。
二つ返事で答えがあるくらい、我が子らもお気に入りです。
プレーパークは子供が楽しめるのはもちろんなのですが、浦安プレーパークは大人が行っても楽しいです。
今回はその魅力についてご紹介します。
浦安プレーパークの魅力1 カマドが使える
大人が行って楽しい理由はほとんどがコレです(笑)。
カマドが解放されていて、いろんな物を焼く事ができます。
既にカマドに火が入っていればそこを使わせてもらえば良いですし、空いているところがあればそこを使って良いかスタッフの方に聞きます。
使っていいカマドがある場合は、火起こしを子供に体験させる事もできます。
敷地内に落ちている枯れ木や枯れ松葉を拾い集めて、マッチ(用意されています)で火をつけさせます。
マッチにビビりながら火をつけるのも、子供には良い経験。
もちろんやけども自己責任なので、親がある程度見てあげる必要はありますが、「なんでもやってみる」のがプレーパークの醍醐味です。
火がついたら「焼いて試したい事」が自由にできます。
今回は
-
アルミ缶ご飯
- 焼きリンゴ
を試してみました。
アルミ缶ご飯は去年に1回やって成功済み。
これが凄い簡単なんです。
今回は白米に加え、炊き込みご飯にもチャレンジしてみました。
アルミ缶でご飯を炊く 作り方
アルミ缶の上部を缶切りであけ、水でよくすすぎます。
米をはかります。350mlのアルミ缶なら、一合の米が炊けます。
ただ今回は2缶に分けて作るので、半合づつにしました。
米を入れて、お箸などを使って2、3度お米を研ぎます。
その後、米と同量の水を入れて吸水させます。30分くらい吸水させれば問題ないです。
左が炊き込みご飯。右が白米。
炊き込みご飯は、こんにゃく、鶏肉、油揚げ、拾ってきた銀杏、水を入れ、顆粒だし、醤油で適当に味付けしました。
銀杏を拾ってくる模様はこちらをご覧ください。
アルミホイルで蓋をします。
この時、縁にそわせて真ん中を凹ませると良いそう。指を切らないように。
後は火にかけるだけー。
時間の目安は火力によって変わります。
今回は火力が弱かったのか、35分くらいかかりました。
遊んでいる子どもを見ながらなので、火にベタづきなわけではないので、ここらは臨機応変です。
「湯気が出なくなって、吹きこぼれがなくなったら炊けた頃」とのネット情報もありましたが、これは上級者向けですね。
初めてやる場合は、よくわからないと思うのでアルミの蓋を取って、水加減を見ながら進めます。と言うか、毎回見ながらやっています。
確かに湯気がジャンジャカ出ている時はまだ水がある状態なので、蓋を取る必要はありません。
湯気が少なくなって来て「どんな状態か気になるなー」な時は蓋は取るに限ります。
「赤子泣いてもフタとるな」に洗脳されて蓋は取ってはいけないイメージがついていますが、失敗したら元も子もないので、フタは全然外してかまいません。
水がなくなって、米が炊けている風になったら、缶を逆さまにして10分程蒸らします。
炊き上がりです。おいしそうでしょ?
焦がさなければ何とかなる
今回、炊き込みご飯の中をアルミを取って覗くと、水が無いように見えたので白米よりも先にひっくり返して蒸らしの工程にはいりました。
しばらくすると、結構な水が流れているのを発見。
ふやけた油揚げに覆われて、米の状態が見えなくなっていて、早めに火からおろしてしまったようです。
再度少量の水を足して火にかけて、多少上の方は硬いですが食べれる状態の炊き込みご飯になりました。
極端に焦がさない限りはリカバリーは可能ですね。
初めて挑戦する場合は、米の状態が見える白米からチャレンジしてみてください。
アルミのフタを取って「炊けてるな」の感覚で蒸らしに入ってもらえれば大失敗はしないと思います。
焼きリンゴの作り方
リンゴが家にあったので、焼きリンゴもやってみました。
家での支度は、
-
リンゴの真ん中をくりぬいて
- 砂糖とバター(マーガリン可)を入れて
- アルミホイルで二重に包むだけ
後はカマドにぶち込むだけです。
これも子どもの面倒を見ながらなので、臨機応変に対応です。
大コゲだけしないように気をつけて、トング(用意されています)で押したら柔らかい感じになっていたので、25分くらいで引き上げました。
出来上がりはこんな感じ。しっかり火を通した方がおいしいです。
焼きリンゴを食べる次男(2歳)です。
初めてやりましたが、大成功です!
子供らも気に入ったようで、あっという間になくなりました。
手間をかけずにリンゴをそのままアルミでくるんで火にかけるだけでも十分美味しいと思います。
浦安プレーパークの魅力2 豚汁がおいしい
浦安プレーパークはお昼時にスタッフが作ってくれた豚汁がふるまわれます。
受付時にひと家族100円の参加費を払い、各家庭から持参した豚汁の具材を提供します。
持参する具はなんでも良いです。
大根、人参、ごぼう、ネギ、おいも、豆腐、コンニャクなどなど。
入っているものが毎回違って楽しいですよ。
本日の昼食。
アルミ缶で炊いた、炊きたてご飯と具沢山豚汁。
外で食べるご飯はとてもおいしく、娘は

やっぱり外で食べるご飯は美味しいね。
と、アウトドアのCMみたいなことをいいます(笑)。
でもその通りで、確かにおいしいんです。
浦安プレーパークの魅力3 べっ甲アメ作り、キラキラビー玉作り、その他持参したものを焼く
公式ブログの方でのご案内もありますが、子どもらには(大人にも)べっ甲あめ作りは人気です。
公式 浦安プレーパーク
べっ甲あめはなかなかべっ甲色に仕上げるのが難しいですが、スタッフの方(ボランティアの学生さん)に聞けば優しくやり方を教えてくれます。
他にもキラキラビー玉作りも人気ですし、持参した食材を串に刺して焼く事も可能です。
マシュマロ、ソーセージあたりは鉄板で子どもが喜びますね。
長い竹串があった方が、食材を炙るとき手が熱くならないので、あぶる食材とともに持参されることをおススメします。
浦安プレーパークの魅力4 その他の遊びも楽しい
その他にも運営さん側で、子どもが喜ぶものが用意されています。
色水作り
食紅を使った色水を自由に混ぜ混ぜして、自分好みの色水を作ります。
次男(2歳)は、本当に楽しそうにやってます。
誇らしげに作品を見せてきます。
シャボン玉作り
シャボン液と大きなシャボン玉を作れる用具が用意されています。
大きなシャボン玉はテンション上がります。大人がやっても楽しいですよ。
木工工作
端材の他、トンカチ、ノコギリ、クギ、ボンドなんかが用意されていて、自由に工作できます。
我が家の子供たちも、ノコギリやくぎ打ちは浦安プレーパークで初めて体験しました。
上の写真は以前行った時のもの。
剣を作ってみました。
木登り、かくれんぼ、追いかけっこなどの自由遊び
自己責任の遊び場なので、何で遊ぼうと自由です。
子ども達は好き勝手にやりたい事をして遊んでいます。
アクセス
会場となる「浦安市少年の広場」の前に、ソフトボール場とサッカー場との共有の無料駐車場があります。
スポーツイベントと重なる時などは混雑するかもしれません。
まとめ
大人も子供も大満足。色々試して実験だ!
「プレーパーク」という言葉自体がどれだけ認知されているかわかりませんが、ご自分がお住まいの地元にもあるかもしれませんので、是非調べてみると良いと思います。
我が家は幸運にも色んなプレーパークに行けるエリアに住んでいるので、ありがたくその恩恵を享受しています。
浦安プレーパークに関して言えば、子どもも気に入ってますし、引率する私も楽しんでいます。
運営スタッフさん側の努力の賜物でしょう、居心地がすごく良いです。
「今度はアレを焼くのを試してみよう」
「アレをアルミで巻いてぶちこんだらどうなるかな?」
行ける時は実験をする前みたいでワクワクします。
本格的にカマドが使えるプレーパークは少ないと思いますが、運営さん側で焚き火台を用意してくれている所は結構ありますので、焼けるもの持参で行くだけで、子供は喜びますよ。
唯一の弱点は、カマドを使うので、すげーいぶされます(笑)。服にめちゃくちゃ臭いつきます。
でもそれを差し引いても、楽しい場所です。
お近くのプレーパーク、楽しいですので是非行ってみてください。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
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