【節約】自分で車のバッテリー交換。費用3,883円。注意点や感想

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この記事は

「車のバッテリー交換ってどうやるの?いくらくらい安くなるの?」

という疑問をお持ちのあなたに向けて書いています。

メカ音痴のおじさんでも20分程で出来ました

節約のため、自分でクルマのバッテリー交換をしてみました。

「難しくない。比較的簡単」との情報には触れていたものの、そうは言っても自分が不器用だという自覚はあるので不安ではありました。

工作とかと違って、万が一失敗した時のダメージが大きいじゃないですか。

バッテリー交換の過程と、実際やってみた感想を書いていきたいと思います。

ちなみにガソリン車です。

ハイブリッド車にお乗りの方はあまり参考にならないかもしれないので、あしからず。

想像より全然かんたんでした。

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店でバッテリー交換を勧められた

クルマに不調があり、いつも車検を通している店で見てもらうと、不調箇所以外にバッテリーの電圧が下がっていると言われました。

その時の紙は捨ててしまって、実際の電圧がいくつだったのかはわからないのですが、口頭で言われたのは「正常値の30%」とのこと。

↑こんなの。これが30%程度だと言われました。たぶん「健全性」の方のことを言われたんだと。

前から自分でバッテリー交換をすると安くあがることは知っていたので、

バッテリーは自分で交換できると聞いたので自分でやってみます。難しくないですよね?

えぇ、できると思いますよ。30%なんで早めにやった方が良いですよ

と、アドバイスを受けました。

ちなみに帰宅後いろいろ調べて、こういったバッテリー交換の営業は「売り込みトークではなく、数字(電圧)を見て判断しろ」と言う動画を見ました。

まぁ確かに、「バッテリーの電圧を診て欲しい」とお願いしていないのに調べてきたと言うことは、店側としたらプラスの売り上げになるのでマニュアルとかで決められているんでしょうね。

とっても参考になったので、動画を貼っておきます。

バッテリー状態電圧
正常12.5V~13V
劣化11.5V~12V
(この段階で営業トークが来る。
でもまだ走る)
ヤバい11.5V未満
上記動画の解説から抜粋

正常値の30%とのことなので、多分わたしの車は11.5〜12V程度だったのではないかと。

営業トークを受けてから、1ヶ月半程毎週末運転していましたが、クルマは問題なく走りました。

↑の動画の中でも説明がありましたが、「交換した方が良いですよ」と言われてからも、多少の時間の猶予はあるみたいですね。

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まずは自分でバッテリーを購入。やはりネットが安い

バッテリー交換のためには、まずは自分でバッテリーを購入しなければなりません。

基本は今積んでいるものと同じ型番のバッテリーを購入すれば良いのですが、バッテリーの型番の見方を知っておいた方が良いかと。

バッテリー品番には意味がある! | ザ・バッテリー THE BATTERY
画像引用:ザ・バッテリー THE BATTERYさんホームページ

わたしのクルマの今積んであったバッテリーの型番は「40B19R」。

ただネットで自分のクルマのバッテリーの適合型番を調べると、型番が違っていたんですよ。

ネットで調べた推奨バッテリーは「46B24R」。

基本下3桁が同じであれば、互換の適合があるらしいです。

推奨バッテリーが「46B24R」なら、

・50B24Rでも
・55B24Rでも

適合するそう。

ただ、わたしのクルマの場合、

  • 積んでるの→40B19R
  • 推奨→46B24R

と、下3ケタも違う。

4年前に中古で買ったクルマで、引き渡しの際にバッテリーも新しいものに交換してもらったのですが、多分その業者がケチって互換のある安いバッテリーにしたんでしょう。

ちなみに最初の2ケタの数字が大きいほど容量と始動性能が高くなり、バッテリーの値段も上がります。

まぁ推奨じゃないけど、別に今の型番のモノで買ってから4年間変な事もなかったので、安いので今の型番のでいいや。

と言うわけでAmazonでポチりました。価格は税込み3,773円

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YouTubeでバッテリー交換のやり方を学ぶ

How ToモノのYouTubeは便利ですよね。

動画を何回か見て、バッテリー交換の手順を覚えます。

わからなくなったら交換時にスマホでまた見ればイイし。

いい時代だなぁ。

バッテリー交換のキモは

外すときは-、+の順」。

つけるときはその逆、+、-の順番」。

これさえ気をつければ、大丈夫とのこと。

あと、必要な工具は10mmのメガネレンチ。

実はこれの調達が一番苦労しました。

100均で買えるとのことなので、何回か覗きに行ったのですが、そもそもメガネレンチの取扱のない店舗もあり、あるお店でも売れ筋なのか10mmのレンチだけ売り切れでした。

3回ほど近所のダイソーを見に行って見つけました。

ホームセンターやAmazonでも売ってますが、セール品が安くて500円くらい。

「110円で手に入るなら」と思い、粘った甲斐がありました。

メガネレンチ
しつこく探し回って、ダイソーで購入したメガネレンチ。110円
ラチェットレンチ
後日ダイソーの大型店にて。ラチェットレンチ(220円)もありました。

自分でバッテリー交換の過程と感想

Amazonで買ったバッテリー
Amazonで買ったバッテリー

作業場所は実家の駐車場でやりました。

万万が一しくじった場合、住所がわかる場所の方がロードサービスを呼びやすいかと思いまして。

ボンネットを開けたところ
ボンネット オープン
ステーをはずすところ
バッテリーを上から押さえつけてるステーなるものを外して
バッテリー交換。マイナスからはずすのがキモ
最初マイナスからはずす
プラスのカバーを外す
プラスのカバーを外して
プラスを外す
次にプラスを外すと
バッテリーを取り出す
はずしたら、バッテリーを取り出します

バッテリーは重いので、この時腰をいわさないように気をつけて。

交換バッテリーを載せ換えて、つけるときはプラスから閉めて
お次にマイナスをしめて、ステーをつければおしまい

これでおしまいです。

うん、初心者でもかんたんにできました!

作業時間は動画を確認しながらやって、20分ほど。

初挑戦で緊張したけど、作業自体は単純で「バッテリーをはずしてつける」だけなので、動画などでやり方を見ながらやれば、多分誰でもできます。

キモは先述しましたが、

外すときは-、+の順番。

つけるときはその逆、+、-の順番。

だけだと思います。

個人的に気をつけたほうが良いなと思ったのは2点。

1点目:
ステーのナットを外すのですが、これをエンジンルーム内に落としたら取るのが大変だろうから、慎重に外して落とさないようにした方が良いと言うのが1点。

2点目:
ステーを固定する穴がどこにハマっていたのか良くわからなかったので、外す時にちゃんとどこにハマっていたのか見ておいた方が良いと言うのが2点目。

ステーを固定する穴がわかりづらかったです。片方は目視で穴がかんたんに確認できたのですが、もう片側が最初どこにあるのかわからず一瞬躊躇しました。はずすときにチェックしておいが方がよいかと

まぁわたしのクルマは結構前のクルマなので、最近のクルマは全然違うと思います。

何にせよ、メカ音痴のおじさんでも問題なくできました。

かかった費用は

【自分でバッテリー交換にかかった費用】
・バッテリー 3,773円
・メガネレンチ 110円
計 3,883円

になります。

わたしのクルマは15年ほど前のガソリン車で、電装品もカーナビと時計程度です。

最近のクルマですと、電源が落ちると電装品の設定が全部飛んでしまう恐れがあるので、そう言った場合は動画の中でも説明されていましたが、バックアップ電源が必要になるそうです。

メモリーバックアップに関しては、申し訳ないのですがちょっとわからないのでご自分でお調べください。

わたしのクルマの場合、たいした設定もしてなかったのでバックアップ等とらず気にせずやりましたが、時計もカーナビの設定も飛ぶことはなかったです。

メモリーバックアップのためには、↑こういうのが必要みたいです。

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カーバッテリーの価格比較。どこで買うのが安い?

何件かカーショップやホームセンターを回ってバッテリー価格を調べてみました。

調べたバッテリーは「40B19R」。

購入先バッテリー価格(税込み)
Amazon3,773円(Panasonic)
イエローハット7,980円(Panasonic)
9,980円(GSユアサ)
スーパーオートバックス4,480円(GSユアサ)
ホームセンター
ビバホーム
5,038円(GSユアサ)
ホームセンター
コーナン
4,378円(PBブランド)
Amazon
イエローハットにて撮影
スーパーオートバックスにて撮影
ビバホームにて撮影
コーナンにて撮影

ネットで買ったバッテリーと、一番高いイエローハットのバッテリーとでは、約6,000円の価格差がありました。

同じ型番のバッテリーでも、同じ性能とは限らないそうで、価格に幅があります。

PB商品のバッテリーから、ナショナルブランドのモノまで、同じ型番のバッテリーでもさまざまです。

わたしがネットで買ったパナソニックのバッテリーは、「ナショナルブランド・評判も悪くない・安い」の三拍子で悩む必要もなかったです。

改めて写真を見て気がついたのは、補償期間の差や「バッテリー救援サービス」の有無がお値段に反映してるなと言うこと。

一番高い9,980円のイエローハットで売ってたGSユアサのバッテリーを見ると

  • バッテリー救援サービス 3年または3回
  • 製品補償 3年または6万km

正直、そんな劣悪なカーバッテリーがあるとも思わないので救援サービスとか長い補償期間とかは必要ないかな。

ナショナルブランドのバッテリーであれば、ネットで買っても心配ないかなと思います。

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バッテリー交換の工賃比較

自分でやれば工賃はもちろん無料。

カーショップでのバッテリー交換の工賃は、持ち込みか、そのショップで買うかによって違うようです。

スーパーオートバックスで聞いたところ、持ち込みバッテリーの工賃は3,300円とかなりお高めでした。

ただし、オートバックスの会員になるとそれよりお安くなるようです。

ネットで他の方の体験談を調べたところ1,000円程度と書かれていました。

多分ですがオートバックスのメンテナンス会員になる初期費用が1,100円で、会員になると工賃無料になるハズなので、その方も1,000円程度と書いたのではないかと。

おそらく会員に囲い込むために、会員以外の工賃を意図的にお高くしてるんだと思います。

また、イエローハットでも聞いてきました。

持ち込み交換の場合は、工賃1,100円、バッテリー処理費用550円。

イエローハットでバッテリーを買った場合は工賃が550円で、バッテリー処理費用は無料とのことでした。

ただ、店舗差や地域差はあるとのことだったので、気になる方はお近くの店舗に聞くのが一番だと思います。

バッテリー交換後の廃棄バッテリーの処理費用

これもカーショップで聞いてきました。

スーパーオートバックスと実家近くのイエローハットでは、持ち込めば無料で引き取ってもらえました(今住んでいるところの近くのイエローハットは有料550円とのこと)。

スーパーオートバックスで、定員さんに

自分でバッテリー交換をしたので廃バッテリーを処理したいのですが、処理費用おいくらですか?

と聞くと

ピットに持ち込んで整備員に渡してくれれば、無料で処分しますよ

と言ってもらえたので、スーパーオートバックスさんで処分してもらいました。

イエローハットさんでも聞いたところ、実家近くの店では無料、別店舗では有料550円でした。

先ほども述べましたが、地域差、店舗差があるので、聞くに限りますが相場として

【カーショップでのバッテリー交換の相場】
・工賃 550円~1,000円程度
・バッテリー処理利用 500円程度(店舗によっては無料)

だと思われます。

まとめ

節約額はバッテリーによって変わるけど、確実に安くはなる

わたしのクルマのバッテリーは、出力がそこまで大きくないモノなので、ネットとリアルでの価格差はそこまで大きくなりませんでしたが(それでも最大6,000円)、型番の最初の数字が大きいバッテリー(75とか80)だと、価格差はより大きくなるようです。

バッテリー交換の作業自体はなんら難しいことはなかったので、「手間をかけても節約したい」という倹約家にはオススメできると思います。正直、たいした手間でもなかったですし。

価格順で行くと、ディーラー > カーショップ > 自分で交換

は間違いないと思います。

「簡単と言われても、やっばり自分で交換するのは怖い」

と言う方は、お近くのカーショップで持ち込み交換の費用を聞いて判断するだけでも節約につながると思います。

比較もせずに、バカ高いバッテリーを掴まされないようにお気をつけください。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。

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