ふきのとうのおいしい食べ方。ふきのとうペーストで早春パスタ

とって食べる
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この記事は

「ふきのとうペーストっておいしいの?」

という疑問をお持ちのあなたに向けて書いています。

心地よい風味でした。早春の味

昨春見つけた「ふきのとうスポット」で今年もふきのとう摘みをしてきました。

ちょうどNHKの「あさいち」で「ふきのとうペースト」の作り方を見たので、試してパスタにしてみました。

どんな味だったのか、レポートしたいと思います。

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東京のど真ん中でふきのとう摘み

ふきのとうの採取日は2/4。

場所は東京のど真ん中、千代田区某所です。

他にも都会のどんなところでふきのとうを見つけたのかは、昨年の記事をご覧ください。

あったあった、ふきのとう。日陰のふきのとうはこんな感じ
日当たりの良い場所のふきのとうは開き気味に

ふきのとうの採取時期は、葉が開く前の方が苦味が少なく食べやすいです。

ただ、あの苦味が好きな方もいるので、そこはお好みで。

ふきのとうを摘んで、その週末に調理をしようと思っていたのですが、まさかのコロナ感染でこの後2週間ほど身動きが取れなくなりました。

コロナから回復。2/24、収穫スポットを再訪

コロナから回復し、2月末に収穫スポットを再訪しました。

時期としてはだいぶ旬の終わりになって、葉が開いてきていましたが、日陰の葉の開いていないモノを選んで摘みとりました。

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NHKあさいちで紹介されていた「ふきのとうペースト」作り

東京のど真ん中で摘んできたふきのとう
葉を開いて洗ったところ。みずみずしくて美味しそう

2月頭のコロナ感染前に摘んできたふきのとうも野菜室に入れたままになっていたので、どうしようか悩んだのですが、外葉は変色して黒ずんでいたのですが何枚かむくと問題なく使えそう。

黒いところをむしって、良く水洗いして土を落として使うことにしました。

よーく水洗い

で、ここからが「ふきのとうペースト」の作り方になります。

ふきのとうペーストの作り方

1.鍋に湯を沸かし、塩(少々)を加える。ふきのとうは色が変色しやすいので、ゆでる直前に切り口を落とし、葉を開き、半分に切って湯に入れる。中火で約5分間ゆでたら湯を捨てる。

2.オリーブ油を加え、ふきのとうが崩れ、水分がなくなるまで約5分間、練り混ぜながら弱火で炒める。鍋ごと氷水につけて粗熱をとる。

3.清潔な保存容器に移し、空気にふれないよう、オリーブ油(分量外/適量)を入れて、ペーストの表面をおおう。冷蔵庫で約2週間保存可能。

情報引用:NHKあさいち

放送日は2/1。

在宅勤務の日に、

あ、吾郎ちゃんでてるなー

と横目でチラ見しながら仕事していたので、テレビではガン見で作り方は見れてません。

「後でホームページでレシピ見ながら作ろう」と思っていたので、作りながら若干不安なところもありましたが、まぁなんとかなりました。

手順1の通りに、茹でる直前に切り口を落とし、塩茹でしました
手順2にしたがって、オリーブオイルで炒めながらふきのとうがペーストになるように潰しました

ここでよくわからなかったのが、茹でたふきのとうの水気をどの程度しぼればよかったのか。

アツアツなので、手を濡らして軽く絞る程度にして炒めました。

あんまりびちゃびちゃだと、水気も飛びづらいかと思いまして。

5分ほど炒めるとこんな感じ。それなりに液体があるのですが、この液体はオイルだから良いのか判断がつかない。油だから多分これで良いはず
鍋ごと水につけて、粗熱をとりました
味見してみよっと

粗熱が取れたペーストを味見すると、ふきのとうの苦味がかなり軽減されています。

ほのかーに苦い感じ。

保存容器に入れて、オイルでフタをします。冷蔵庫で2週間程度もつそうです。
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おまけ。余ったふきのとうでふき味噌作り

コロナ感染前にとってきたふきのとうが残っていたので、ざっくりレシピ(味噌、砂糖、酒、みりんで油炒め:分量も目分量)でふき味噌も作りました。

適当ふき味噌

ざっくりで作った割にはこれが案外おいしくて、長男(8歳)に好評でした。

ふき味噌を気に入った長男

ふき味噌だけで、ご飯おかわりして食べてました。

ふきのとうペーストの早春パスタ

ふきのとうペーストは、風味づけで何にでも使えるらしいので、パスタにして食べてみました。

ふきのとうペーストのパスタ

オリーブオイルでにんにくを弱火で炒めた後、茹でたパスタを入れて、ツナ缶半分、ふきのとうペースト、塩・胡椒で味を調えました

絡めたあとお皿に盛って、追いふきのとうペースト

派手さはないけど、じんわりおいしい

ふきのとうペーストのパスタ、想像していたよりおいしいです。

ツナの塩味と、苦さの軽減されたふきのとうの風味がマッチして、「やさし苦い味」って感じでした。

パスタの茹で加減もこの日はかなりうまくいって、予想の上を行くおいしさでした。

にんにくももっと主張するかと思いきや、ちょうど良い。

作った8割方のペーストを使ってしまったので、「もっと作っておけばよかった」と思いました。

ふきのとうペースト、良いです、おすすめです。

まとめ

油と相性が良いふきのとう。ペーストは苦みが軽減されて食べやすい

ふき味噌とふきのとうペースト、油で炒めると苦みが軽減されて食べやすくなります。

また最近、ふきのとうの苦み成分の「ペタシン」に、がん抑制に効果があるとの発表もありました。

岐阜大学 日本原産フキノトウからがんの増殖・転移を強く抑制する物質を発見

それだけでなく、そもそも体に良い効果がある食材だそうです(食べ過ぎなければ)。

ふきのとうをはじめとする春野菜は独特のほろ苦さが特徴的ですが、これは芽吹きの時期の植物が外敵から身を守るために含んでいる「植物性アルカロイド」という成分によるものです。“外敵から守る”といっても、人間にとっては腎臓のろ過機能を高めたり、肝臓の解毒作用を高めたりしてくれるありがたい成分で、極端に食べ過ぎなければ害はありません。

情報引用:世田谷自然食品

新陳代謝を促す栄養素や、若々しさを保つ抗酸化作用に優れた栄養素を豊富に含んでいるそうなので、アラフィフのおじさんにはありがたい食材です。

ふきのとうペースト、今年はお試しで少量しか作りませんでしたが、家族にもふるまってあげたいなと思えるおいしさだったので、来年はもっと大量に仕込もうと思います。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。

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