食べられるどんぐり。マテバシイの食べ方、見つけ方、実食レポ。

マテバシイのドングリとって食べる

マテバシイは簡単に見つけらるどんぐりです

秋はどんぐりの季節です。

「パパー、見て見て、どんぐりー」

どんぐり拾いをする子ども、ほほえましいですよね。

でもその拾ってきたどんぐり、食べられる物があるって知ってました?

子どもと一緒にどんぐりを拾って食べちゃいましょう。

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そもそもどんぐりとは?

どんぐりとは、ブナ科の果実の俗称です。

日本には20種程度のドングリがある、「どんぐりの木」の王国だそうです。

どんぐりの見分け方や説明は、こちらのサイトがわかりやすかったです。

どんぐりって色々な種類があるんですねー。

日本自然保護協会これは何の木のどんぐり?」

どんぐり検索表

画像引用:日本自然保護協会ホームページ

食べられるどんぐり、マテバシイ

食べられるどんぐりの代表格が「マテバシイ」です。

カタカナで書くと外来の木かと思いますが、国内固有種です。漢字で書くと「馬刀葉椎」。

潮風や大気汚染に強く、葉ぶりもよいので、公園や道路の街路樹や防風林として良く植えられています。

千代田区北の丸公園のマテバシイ

千代田区の北の丸公園(皇居のお堀の公園)のマテバシイ。
案内板で「ドングリは食べられるよ」とフレンドリーに宣言されてるくらいお墨付きです。

マテバシイのどんぐりはアク(タンニン)が少なく、アク抜きの必要がなく食べれます。

タンニンは飲み物や食べ物に含まれている渋味成分で、緑茶の渋みや渋柿の渋もタンニンになります。

マテバシイよりさらにアクのない、「スダジイ」という木のどんぐりもあるのですが、そちらは探すのに少しだけハードルがあがるので、別記事でご紹介します。

どこに落ちてる?マテバシイのどんぐり

前述した通り、マテバシイは結構どこにでも植えられています。

私の家の近くの道路には、街路樹としてジャンジャカあります。

公園にももちろん植えられていますので、近所の公園などを探してみてください。

小学校の敷地内などに植えられている事も多いので、お子さんと一緒に学校に探しに行くのもアリですね。

都市部では一番簡単に見つけられるどんぐりではないかと思います。

マテバシイのどんぐりの探し方

木の特徴

木の表面に凹凸は少なく、縦方向に白い筋がまばらに走ります

木の表面に凹凸は少なく、縦方向に白い筋がまばらに走ります。

葉の特徴

葉は細長で大ぶり、厚みがあります。明るく光沢のある緑の葉が密に生えます。

葉は細長で大ぶり、厚みがあります。明るく光沢のある緑の葉が密に生えます。

どんぐりの特徴

砲弾型の形でお尻が凹んでいます。大ぶりの実でややオレンジがかった色をしています。

砲弾型の形でお尻が凹んでいます。大ぶりの実でややオレンジがかった色をしています。

ちょっと気をつけたいのはマテバシイの木を見つけても、どんぐりが落ちていないことがあります。

コレはマテバシイが2年に1回実をつける二年成の木だからです。

その木は来年の秋にはどんぐりがなる(と思う)ので、来年また来てみましょう。

「そんなのはいいから、てっとり早く生えている場所が知りたい」と言う方は、先程の写真にあった北の丸公園には間違いなく生えています。

下記のリンク先でざっくり地図も載っているので、秋に行けば見つけられますよ。

環境省│皇居外苑ニュース 2020/09/11

環境省│皇居外苑ニュース 2018/09/28

もしくは、

マテバシイ 公園 東京

マテバシイ 公園 千葉

とかでググりましょう。

ある程度目星がつけられると思います。

マテバシイのどんぐりの食べ方

拾ってきたどんぐりを水に入れます。

水に浮くどんぐりは食べない方がいいです。

どんぐりの中に虫が入っていたり、古くなって空洞ができています。

ちょっとプラプラしているのもはじいちゃいましょう。

しっかり沈んでいるものが、ずっしり実の詰まったどんぐりです。

採取に適した時期は、マテバシイの実が木から落ちてくる9~10月が最適だと思います。

どんぐりを水に浸けて、浮かぶどんぐりははじきましょう。

どんぐりを水に浸けて、浮かぶどんぐりははじきましょう。

水からあげたらよく拭いて、時間があれば天日で乾燥させます。

時間がなければ、そのままフライパンでから炒りします。

適度に転がしながら炒っていくと、殻が割れてきます。

火を止め、手やペンチ等で割って食べます。

フライパンで適度に転がしながらから炒り

フライパンで適度に転がしながらから炒りします。

いざ、実食

炒って殻を割ったどんぐり

まずは何もつけず、そのまま食べてみます。

ん、甘い。思ってたより全然甘い。ホクホクして栗っぽいな。

私の第一印象です。

嫁と子どもらにも食べさせましたが、こちらも好評でした。

冷めてくると固くなるので、温かいうちに食べた方が良いです。

食感は若干モソモソします。

飲み込んだ後も口にカケラが残る感じもあります。

それでも全然食べれます。

想像していたより、数段おいしいです。

マテバシイとスダジイが「食べられるどんぐり」の2大看板です。

ネットの評価的には「スダジイの方がおいしい」とされているのですが、私はマテバシイの方がほのかな甘みがあって好きです。

どんぐりは「縄文人の主食」とも言われていますが、

そりゃこんなにノーリスクで大量にゲットできる食材があったら食うわな

と、妙に納得できました。

この記事をリライトするにあたり調べていたら、面白い記事見つけました。

どんぐり食べて、縄文人気分ってね。

縄文人は肉のみによって生きるにあらず。ドングリによって生きるのだ! | 和樂web 日本文化の入り口マガジン
縄文時代の食生活がどんなものだったか、想像がつきますか? 縄文時代、それは現代日本人がリスペクトしてやまない「お米様」を知る以前のお話です。縄文の食事というと、なんとなく屈強な男たちが骨付き肉にかぶりつく、ワイルドな姿を想起する方も多いかと思いますが、実はそんな単純なものではありませんでした。縄文人は、焼く、煮る、蒸す  

まとめ

どんぐりころころおいしいな!

マテバシイのどんぐりは素朴な甘みがあっておいしいです。

今回挑戦していませんが、粉にしてドングリクッキーなんかにして食べれば、もっと美味しく食べられそうです。

後は周囲の好感度が違います。

「ザリガニを食べる」と言った時よりも、かなり好感触で受け取られます。

ザリガニゲテモノ

どんぐり→かわいい

と言う日本人のイメージが、私の実証実験によって証明されました(笑)。

話のネタになりますし、かなり気軽に試せるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

パパと食べれるどんぐり探しに行こう」って言えば子どもも喜びますよ。

どんぐり比較。左からコナラ、クヌギ、スダジイ、マテバシイ。

どんぐり比較。左からコナラ、クヌギ、スダジイ、マテバシイ。全て先述した北の丸公園で見つけられますよ。東京ど真ん中産のどんぐり達です

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