河川敷に自生するクルミを拾う。クルミ蕎麦とケーキがウマー!

とって食べる
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クルミ蕎麦ウマー!ほぼお店の味

1年前に、江戸川河川敷に自生するクルミの記事を書きました。

今年(2020年)の秋も、クルミを採取して食べました!

江戸川や荒川の河川敷には、夏にいろいろな無料食材を探しに行って、その際にクルミの木の生えてる場所も頭にインプットしておきました。

河川敷にはこんなものを探しに行きました ↓

 

河川敷で見つけたクルミ
今年(2020年)6月に河川敷で見つけたクルミ。既に緑の実がなっていたので、見つけるのは簡単でした

で、クルミの木を何本も見ているうちに、100m位離れた土手の高台からも

あぁ、あそこらに生えてるのはクルミの木っぽいな

と、わかるようになりました。

多分あまり理解してもらえないこの特殊能力。

嫁さんに言っても

ん、あぁ、そうなの…

程度の薄いリアクションだったので、ここで皆さんに披露させていただきました(笑)。

記事を読んで「これなら私も拾いに行けそう」と思ってもらえたら、嬉しいです。

3年前まで何も知識がなかったおじさんでも簡単に見つけられたので、きっとあなたにも出来るはずです。

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河川敷クルミの見つけ方。コンクリート護岸ではないところを探す!

ハイ、いきなり結論です。

探し方は足で探すしかありません。

自転車で移動しながら、広範囲を探るのが効率が良いですね。

木を見つけたら、緑のピンポン玉大の実がなってないか探すのみです。

特別なスキルは何もいらないので、これならあなたにもできそうでしょ?

探す場所は完全に川っペリ。

今までクルミの木を見つけた経験上「川まであと数m」と言うところに生えてる事が多かったです。

クルミの種が上流から流れてきて、コンクリではないところに根付くからでしょう。

ちなみにこの河川敷のクルミは国内固有種の「オニグルミ」と言います。

縄文時代から日本人に食べらていたクルミなんですって。

スーパーで売られているクルミの多くは、海外からの輸入物。

こんな感じで売られてますよね ↓

オニグルミはあまり流通に乗る事はないクルミですが、味は間違いなく美味しいです。

Wikipedia オニグルミ

この記事を書くにあたり調べたら、クルミは殻付きのまま輸入できないらしく、殻付クルミは国内で生産されたものなんだそうです。

パサール幕張で売ってたオニグルミ
京葉道路のパーキング、パサール幕張で見つけた殻付きのオニグルミ

殻付クルミは国産の証。

でも結構いいお値段。

これと同じものが東京の河川敷で簡単に拾えるんです。

しかもお値段はタダ。

まぁ、タダの代償として食べれるようになるまでにはそれなりの手間はかかりますが、それを楽しめる人であれば、とってもお得だと思います。

河川敷のクルミの木
こんな川っぺりにクルミの木は自生しています。向こうに見えてるのは江戸川
河川敷のクルミの木
上を見上げると、たっぷり実がなっています
河川敷のクルミ
こちらは手の届くところのクルミ
河川敷のクルミ
これはまた別の木のクルミ
秋になるとクルミの木から落ちてくるクルミ
秋になるとクルミの木の下に、こんな感じで果実が落ちてきます
オニグルミの木の幹
クルミの木の幹。色は白っぽく、縦に線が入ります
オニグルミの木の葉
クルミの木の葉っぱはこんな感じ
塊で落ちてたオニグルミの実
こんな塊で、ぼてっと落ちていることも
本日収穫したオニグルミ、100個ほど
本日の収穫

上の写真の撮影日は9/21。

1時間弱で100個ほど拾いました。

収穫スポットに複数本のクルミの木が生えていたので、取りやすいところから取りました。

その気になればまだまだ取れましたが、この後の工程もあるので、この程度で…。

ちなみにクルミ採取の際は、クルミの果肉にかぶれ成分が含まれているので、手袋をして収穫してください。

野田市のホームページにも、そう書かれています。

こちらの野田市のホームページ、食べられる野草好きにはいろいろ参考になります。

オニグルミ(鬼胡桃)(クルミ科クルミ属)
  

オニグルミの皮をむく。何故かあの野草も発見

前回の記事ではオニグルミの果肉をむくのに、水につけて果肉を腐らせました。

以前の模様はこちら ↓

今回はベランダに2ヶ月放置してみました。

「放置してみました」と、狙いがありげに言いましたが嘘です(笑)、面倒くさくて放置してただけです。

ただ結果として放置でも問題なかったです。

皮がカラカラになって、逆に処理は楽だった気もします。

2か月放置したオニグルミ
収穫から2ヶ月放置したクルミ
2か月放置したオニグルミ
かぶれ対策として、この時もビニール手袋を装着。皮を剥くと…
オニグルミの皮を剥いたところ
はい、クルミ出てきましたー
オニグルミの果肉を剥いて水洗い
全部剥いて、水洗いー
オニグルミ
軽く乾燥。いっぱいあって嬉しい
浦安市役所近くの境川運河
今回の作業場所。浦安の境川運河

ちなみに今回作業したのは、浦安市役所近くの境川の運河。

前々週にここでハゼ釣りをして、何匹か釣れたので、この日もハゼ釣りがてらの作業でしたが、風が強くかなり寒くてハゼはさっぱりでした。

境川でのハゼ釣りの様子はこちらの記事がわかりやすいです。

秋の境川で、ハゼ釣りに挑戦してきました! 初心者でもめっちゃ釣れるので楽しかった♪ « 浦安に住みたい!web
  

来年はハゼいっぱい釣って、ハゼ干し作ってみたいんですよねー。

 

ノビル
あらこんなところにノビルが。撮影日は11月21日
ノビルが生えてた植え込み
矢印のところに生えてました

帰宅しようとクルマを止めていた浦安健康センターの駐車場に向かうと、看板の植え込みのところにノビルが生えていました。

ノビルって春に生えるのモノだと思っていたんですが、この時期にもあるんですねー。

採取したかったんですが、人通りもあって、不審者っぽく見えてしまうのでこの日はスルーしました(笑)。

春になったら、また採りにいかないとねー。

ノビルは1回見分け方を覚えたら、結構どこにでも生えてるので都会でも見つけやすい野草です ↓

クルミを割って中身を取り出す。ここがメンドイ

次の工程です。

クルミを割って中身を取り出していきます。

ここがいちばんメンドイ工程ですが、ここさえ乗り越えれば美味しいクルミが食べれるので、頑張ります。

クルミを一晩水につけます
剥いたクルミを一晩水につけて
魚焼きグリルでクルミに熱を加える
魚焼きグリルで熱を加えると
熱を加えて割れ目ができたクルミ
割れ目ができるので
クルミの割れ目にドライバーを入れる
ドライバーなどを突っ込んで、割っていきます

前回の記事では、フライパンでから煎りしましたが、今年は魚焼きグリルで熱を加えてみました。

こちらの方が火加減が難しいので、上級者向けですかね。

上の方が焦げて少し失敗したかと思いましたが、ギリ大丈夫でした。

初めてやる方は、無難にフライパンで10分程度から煎りしてください、クルミ割れてきますので。

前回記事で載せてた画像。から煎り前後のクルミをgifアニメで

前回記事はこちらです ↓

 

二つに割ったクルミ
ハイ、キレイに割れたー
オニグルミ
スコっと、半身の殻だけ剥けた
オニグルミ
割るだけ割ったらー
オニグルミをほじくります
後は中身をほじくります
オニグルミをジップロックに入れて保存
いっぱい取れたら、ジップロックで冷凍

冷凍したら、どこかのサイトで「1ヶ月程度は保存可能」と書かれてましたが、気にしなければ多分何ヶ月でもいけます。

事実、去年我が家はこの方法で3ヶ月後に食べましたが、何ら問題なかったです。

クルミ入りチョコケーキ
チョコケーキにイン。無料なので贅沢にたっぷり使いました

上の写真は今年(2020年)のバレンタインに娘がチョコケーキにクルミを入れて、焼いてくれた時のもの。

冷凍しておくと、このようにお菓子作りの時なんかに使えて便利です。

ふわっとケーキの中に、カリッとクルミで、とっても美味しいチョコケーキでした。

今年収穫分のクルミは、来年のバレンタインにチョコに入れて、ムスメは好きな男子にあげたいそうです(怒)。

小三にもなると、もうそんななんですねー。

子供が大きくなるのは早いなぁ、あんなに小さくて可愛かった娘が、好きな男子の話とかするんですねぇ(涙)。

おっと、話がそれました。

ちなみに、割れ目ができないクルミもあります。

割れ目のないクルミ
熱を加えても、割れ目ができないクルミ、そんな時は…
クルミをカナヅチで割ったところ
ハイ、カナヅチで叩き割ります

カナヅチで叩き割った方は、クルミの殻のかけらが入らないように気をつけて実をほじくってください。

クルミは実も殻も同じ茶系色なので、混入しやすいです。

今まで述べてきた作業は、なんやかんやで時間がかかるので、専用の道具を使うと効率があがると思います。

クルミ蕎麦を作って食べます!

ハイ、では今年収穫したクルミで「クルミ蕎麦」を作っていきます。

参考にしたレシピはこちら。

濃厚な味わい! くるみだれのざる蕎麦のレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN
  

レシピ通り作りたかったのですが、なんと我が家のスケールが壊れていて、クルミの重さが測れない。

なので、目分量で味見しながら作りました。

クルミをフライパンでロースト
分量のクルミを、30秒程弱火でロースト

まずローストすると、クルミ独特のい~い香りがすぐ立ち上がってきます。

軽く煎るだけでこんなに変わるかと驚きました。

ローストしたクルミを摺る
ローストしたクルミをすり鉢に入れ、細かくスリスリ
クルミダレ
これを、味噌、めんつゆ、砂糖、水とよく混ぜ合わせます

クルミ蕎麦のつけ汁が完成です。

色を見ただけで成功の予感はしてましたが、味見すると勝利の味がしました(笑)。

クルミ蕎麦
クルミ蕎麦、出来上がりー
クルミ蕎麦
ハイ、いただきまーす

あー、コレはうまーい。大勝利!

クルミ蕎麦、甘くてしょっぱくてコクがあって美味しいです。

クルミのつけダレが麺に良くからむからむ。

クルミは香りがやっぱりいいですね、麺をすするときに香りが鼻から抜けてそれが美味しい。

夜中にこっそり一人分作って食べましたが、コレ、家族にも食べさせてあげたい味です。

今年の年越し蕎麦、コレを家族にもふるまおうかなぁと思える美味しさでした。

クルミ蕎麦完食!
美味しくて汁まで全部飲み干しました、クルミ蕎麦ウマい!

まとめ

大変だけど、やっぱり美味しい!

正直、むき身のクルミを買ってくる方が簡単で、味もそこまで大差ないと思います。

はじめての時は知的好奇心が勝るので、多少の手間も楽しめるんですが、2度3度となると「メンドイな」という感情が頭をもたげてきます。

ただ悲しいかな、無料で手に入るという選択肢があると、もう買う気がおきないんですよね。

これが貧乏人の性なんでしょうね、今後宝くじとかで大金を手にしてもこの染み付いた貧乏人根性は変わらない自信があります(笑)。

そうは言っても初めて体験するのであれば、クルミ拾いはレジャーとして存分に楽しめます。

自信をもっておススメしたいです。

子供と探しに行くのは宝探しみたいで楽しいですよ。見つけた時の「ヤッター感」があります。

6月くらいには木に実がなりはじめるので、河川敷などに行く機会があるときに、フラフラっと散策して目星をつけておくと良いと思います。

緑のクルミの実は、こんな楽しみもあるそうです。

私の好きなライター玉置さんの記事です。

猛烈に渋い未熟なクルミで真っ黒い酒(ノチーノ)を作る
  

来年は私もいよいよコレに挑戦ですかね(笑)、なかなかの敷居の高さだよなぁ。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。

↓ページ下部に「関連記事」「人気記事ベスト10」があります。お時間がある方は見るだけみてやってください(願)。

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