食べられるどんぐり。スダジイの食べ方見つけ方、実食ブログ

とって食べる
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マテバシイとスダジイ。食べられるどんぐりの2大巨頭!

ひとつ前の記事で食べられるどんぐりの代表格「マテバシイ」を食べました。

今度の食べられるどんぐりはスダジイす。

ただ、あまり聞き覚えがないですよね。

私も最初は「食べてみたいけど、どこに生えてるんだよー」と思っていました。

でも心配はいりません。

木の特徴さえ覚えてしまえば、マテバシイよりは少ないですが意外と街中にも植えられているので、見つけることができるようになります。

何の知識もなかったおじさんでも出来たので、きっとあなたにも出来るはずです。

やればできる!(←オレンジのあの人でw)

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食べられるどんぐり、スダジイ

マテバシイ」と並んで食べられるどんぐりとしてメジャーなのが「スダジイ」です。

マテバシイよりアク(タンニン)が少なく、生でも食べられるどんぐりです。

いろいろ調べてみると、「一番食べやすいどんぐり」と書かれていることが多く、期待値があがります。

ただ、どこに生えているかがわかりません。

そこでマテバシイの時にもお世話になった北の丸公園(千代田区)に行ったところ、ありました、スダジイ。

ただ訪れた9月初旬、この時はどんぐりは落ちていませんでした。

しかもかなり薄暗い所に生えていて、樹高も高く、あまり木や葉の特徴が認識できませんでした。

千代田区の北の丸公園(皇居のお堀の公園)のスダジイ
千代田区の北の丸公園(皇居のお堀の公園)のスダジイ。暗くて樹高が高くて特徴がイマイチよくわからない。

どこに落ちてるの?スダジイのどんぐり

そこでネットの情報を駆使すると、皇居外苑にある楠木正成像の周辺にスダジイの木が生えているというのを見つけました。

会社の昼休みを利用して向かいます。

楠木正成像
楠木正成像。何をした人かはよく知らないけど、立派な像だ。

事前に調べた情報で、木の表面がゴツゴツした感じだとはわかっていました。

また、葉の表と裏の色が違うなどの特徴も仕入れていたので、「あ、これがスダジイの木なのかな」というのはわかりました。

「なのかな?」と書いたのは、この時は確信が持てなかったのです。

なぜなら肝心のどんぐりが落ちていなかったから。

この木がスダジイなのかな?
この木がスダジイなのかな?

「この木は違うのか?それとも今年はどんぐりのならない木なのかな」と、木の特徴だけを目に焼きつけて帰ることにしました。

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東京のど真ん中で発見!スダジイのどんぐり

戻る途中、さっき目に焼きつけたスダジイ(と、思われる)木によく似た木を見つけました。

樹高はそんなに高くなく、葉っぱがもっさり茂っていて、葉の表と裏の色が違うので、結構特徴的なビジュアルです。

近づいてみて木の下を見ると、ありました、どんぐりです!

小ぶりなこげ茶色のどんぐり。ネットで見たスダジイのどんぐりに間違いありません。

スダジイのドングリ発見!
スダジイのドングリ発見!

目の前の2本の木がスダジイです。

Google マップで見る

スダジイのどんぐりの見つけ方

木の特徴を覚えてしまうのが、一番早いです。

特徴さえ覚えてしまえば、マテバシイほどではないですが、公園や神社などに植えられている事も多く、散歩の時などに普通に見つけることができると思います。

マテバシイの記事の時にも書いたのですが、スダジイも意外と小学校等に植えられていることもあるので、お子さんの通われている小学校に一緒に探しに行くのもアリかなと。

わたしはどんぐりに限らず、いろいろな0円食材をとって食べているのですが、その経験から学んだのは「まず1回実物を見ること」。

1回実物を見ると、不思議なことに次からはそんなに意識しなくても見つけられるようになるんですよ。

今回この記事をリライトするにあたり、スダジイが生えている場所が明記されている情報がありましたので、載せておきます。

1回実物を見て特徴をインプットすれば、次からは皆さんの家の近くでも自然と見つけられるようになると思います。

あとは自分の家の近くの「大きな公園の名前+スダジイ」とかで検索かけると、見つかったりします。

「代々木公園 スダジイ」とか「日比谷公園 スダジイ」などの要領です。

皇居外苑ニュース 秋の実り

どんぐりウォッチングを楽しもう♪ : 新宿御苑

浦安市総合運動公園 ← ワタシが散策していて見つけた時の記事です

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幹の特徴

スダジイの幹の特徴
幹の表面に、縦に深い凹凸が走ります。

葉の特徴

スダジイの葉の特徴
葉の「表」と「裏」の色がかなり違います。葉の「裏」は黄色がかった感じ。小ぶりな葉が密に生えています。
スダジイの葉の特徴
葉の「表」と「裏」の色がかなり違います。葉の「裏」は黄色がかった感じ。

葉っぱの特徴は、スダジイを見つける時にかなり役に立ちます。

葉の表と裏で色がかなり違うので、何気ない散歩の途中なんかでも視界の片隅に入ってきて「あ、あの木スダジイだ」とわかるようになります。

スダジイのどんぐりの特徴

1センチ程度の小ぶりなどんぐり。最初は殻斗(かくと)にすっぽり覆われていて、これが破れて落ちてきます。色は濃いこげ茶色。

スダジイのドングリ
スダジイのドングリ(中央)。右はマテバシイ。

スダジイのどんぐりの食べ方

基本マテバシイと同じです。

拾ってきたスダジイを水に入れ、浮いたスダジイをはじきます。

水に浸けて、浮いてきたドングリをはじきます。
水に浸けて、浮いてきたドングリをはじきます。

水からあげたらよく拭いて、フライパンで軽く炒ります。

ドングリをから炒りします。
ドングリをから炒りします。

もしくは天日などでそのまま乾燥させてみましょう。

乾燥すると勝手に殻が割れてきますので、生で食べたい方は手で剥けるようになります。

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スダジイのどんぐりを食べる。いざ実食!

スダジイのドングリ

から炒りした後、軽く冷ましてから手で剥いて食べます。

たしかにアクは全くありません。

奥の方にほのかな甘みを感じます。

ただ、甘みはマテバシイの方が強く、ホクホク感もマテバシイの方がありました。

個人的な好みですが、わたしはマテバシイの方が好きです。

もっと熱を通した方がいいのかなと思い、油で揚げてみましたが、硬くなって全然ダメです。

熱はあまり通さない方が良さそうです。

まとめ

テレレ テッテッテー!

スダジイは確かにアクがなく食べやすいどんぐりでした。

殻も剥きやすく、食感にアクセントを出すためにナッツ的に使えるかとも思います。

ご飯と一緒に炊き込むなんていうレシピもあるそうです。

マテバシイもそうですが、粉にして汎用的に使うのが一番使い勝手は良さそうです。

後、副次的な恩恵なのですが、どんぐりを探す過程で思ったのが、木を見分けられるようになると、自分のレベルが上がったような気がするという事です。

マテバシイやスダジイのどんぐりを見つけるために、他の木の見分け方も学んだのですが、子どもとどんぐりを探しに行った時「これはクヌギ、こっちはコナラ、これはマテバシイ」と教える事が出来るようになりました。

クヌギやコナラに関しては、カブトムシやクワガタが好む木なので、来年の夏の虫取りにも活かせるハズです。

まだそんなに多くの木を見極められるわけではないのですが、ちょっと面白くなってます、木。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。

↓ページ下部に「関連記事」「人気記事ベスト10」があります。お時間がある方は見るだけみてやってください(願)。

北の丸公園のスダジイのドングリ
10月頭に北の丸公園に行ったら、前回見たスダジイの木からわんさかドングリが落ちてました。灯台下暗しとはこの事か。

【関連リンク~秋にはこんなものも拾って食べれます】

コメント

  1. […] 参照:コスメ生活 (skip-life.net) 参照:あそポケ (asobinopocket.info) […]