東京でクルミ探し、意外にカンタン!
みなさんクルミって食べますか?
私はなかなか食べません、だって買うと高いんだもの。
でも、タダで手に入ると言うのなら話は別です。
多少手間がかかろうと、子ども達の食育のために、そうです食育のためです(笑)、一緒に取りに行って食べてみました。
実はそこらの川に自生しているクルミ
昔何かのテレビ(恐らくケンミンショー)で、長野県のどこかの市(たぶん東御市)がクルミが名産だとやってました。
収穫時期には木の下にビニールシートを敷いて、長い棒で枝になった実をバンバン叩き落としていたのを見た覚えがあります。
あぁ、クルミってのは田舎にあーやってなっているのか
と、勝手に思い込んでいました。
ところがちょっと調べてみると、なんと東京でもそこらの川に種が流れ着いて自生しているというではないですか。
自生しているクルミの名前は「オニグルミ」。
一般の市販されているクルミとは別品種ですが、昔から日本で食べられていたクルミだそうです。
しかもそれを知ったのがちょうど実のなる秋。
さっそく子ども達と探しにでかけました。
かなりあっさり見つかるクルミの実
江戸川の河川敷に向かいました。
ネットで木の特徴を下調べして、枝に緑の実がなっていることはわかりました。
幹の表面は白っぽい、あまり凹凸のない形状。
散策して数分で、長男(5歳)が「パパ、アレじゃない?」と見つけたのが、まさにクルミの木。
ただ、実がかなり高いところになっていて、持参した園芸支柱では届きそうにありません。
一本あると言うことは他にもあるはずです。
さらに散策を続けます。
やすやすクルミゲット
1本目の木から、数分のところで2本目のクルミの木を見つけました。
今度は支柱が届きそうなので、クルミの実を叩いて落とします。
ただ、疲れる。
持参した園芸支柱が細すぎて、パワー不足です。
叩いてもなかなか実が落ちてくれません。
木が生えていたのが結構なヤブだったのですが、意を決してヤブの中に入ります。
意を決してヤブの中へ。
木の根元に行くと、枝から落ち黒く変色したクルミの実がかなりの数落ちています。
蚊は凄いけど、収集効率はこっちの方が断然いいです。
この日は9月の半ば。
もう少しすればもっと落ちてくる実も増えて、収穫は楽になるかもしれません。
【追記】
クルミの木の幹や葉の特徴などは、この翌年探しに行った時の記事により詳しく書いてます。
→河川敷に自生するクルミを拾う。クルミ蕎麦とケーキがウマー!
クルミの果肉を腐らせる
クルミの実は緑の果肉に覆われています。
これを剥くとクルミの実が出てきます。
果肉を簡単に剥くために、果肉を腐らせます。
その方法は
- 地中に埋めて果肉を腐らせる
- 水につけて果肉を腐らせる
の2通りあるので、今回は水をはったバケツに入れて腐らせます。
クルミの実の果肉(皮)を剥く
10日ほど放置して、果肉をむいていきます。
ラップを外すと、なかなかの匂い。
人があまり来ない公園の片隅で作業しました。
オニグルミを試食
天日干ししたクルミを、一日ほど水につけます。
こうするとが殻が割りやすくなるそうです。
トンカチトントンやクルミホジホジは時間がかかる作業なので、専用の道具を使うと効率があがると思います。
ほじったクルミを味見で食べてみます。
うん、クルミだ。おいしい!
何の問題もありません。
実はクルミを取りたいと思ったのは、小さい頃田舎で食べさせてもらったくるみ餅を我が子らにも食べさせてやりたいと思ったから。
凄い濃厚で甘くて、とても美味しかった記憶があります。
思い出補正もあるんだろうけど、我が子らにも、「小さい頃パパと取ったクルミが美味しかったな」と、思い出に残って欲しいなと思ってます。
ちょっとロマンチストすぎますけどね(笑)。
まとめ
クルミ採りは結構簡単
クルミの木は都会の河川敷でも案外簡単に見つかりました。
実がなっている秋に行けば、より見つけやすいんじゃないでしょうか。
子ども達と一緒に取りに行くのは、宝さがしみたいで面白いですよ。
今回は試食だけでしたが、お正月には美味しいくるみ餅を作って食べたいと思ってます。
うまくいったら、またブログに書きますね。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
【この翌年(2020年)もクルミを拾いに行きました】
河川敷に自生するクルミを拾う。クルミ蕎麦とケーキがウマー!
【関連リンク~秋にはこんなものも拾って食べれます】
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