ザリガニやらドングリやらクルミやらをとって食べてきましたが、ど定番を忘れてました。
銀杏です、そうですあのオレンジ色のクセーやつです。
正確には忘れていたわけではなく、取ってから処理をしていたので時間がかかったのですが、正直ザリガニと銀杏ではザリガニの方が筆が進みます。
と、偉そうに言ってみましたが、実は私も銀杏を拾うのは初めて。
やってみたことのない方もいらっしゃるでしょうから、レポートします。
銀杏とは
言わずもがな、イチョウの木の実ですね。
東京都の木はイチョウ。
会社近くの幹線道路にも、街路樹としてわんさか植えられています。
実をつけるのは雌株だけで、ベテランの領域になると枝ぶりから雄か雌か判断できるそうです。
雌株の枝の方が、少し垂れ下がっているとかで。
銀杏の拾い方
銀杏の果実には「ギンゴール酸」というアレルギー物質が含まれていて、肌に触れるとかぶれる事があります。
手袋や割り箸などを使い、直接肌に触れないようにして集めましょう。
そこで今回は割り箸を使って収集することにしました。
しかしここで問題が。
いい大人が、街路樹脇で座って割り箸でなんか集めてたら怪しくないですか?
画をイメージするだけで、怪しい気がします。
収集ポイントは都内の幹線道路沿い。
駅に向かう道なので、それなりに人通りも多いです。
んー、ちょっと躊躇しちゃうなー。
そこで同僚に相談してみました。
銀杏拾いたいんだけど、人の目がちょっと気になるんだよねー、変な奴に思われないかなー。
大丈夫ですよ、東京ヤベー奴いっぱいいますから、それくらい誰も気にしませんよ
それもそうだなと納得しました(笑)。
ありがとうM君。
覚悟が決まれば即行動。会社帰りに収集して帰りました。
拾っている間、背中に目線を感じたような気もしますが、きっと自意識過剰で誰も見てないんでしょうね。
ただ流石に電車に乗って帰るので、袋は三重にし、臭いが漏れないように帰りました。
やりたい人は、エイヤってやったもん勝ちですね。
銀杏の下処理その1 土に埋めて果実を腐らせる。
すぐに果実を剥いても良かったのですが、「土の中に入れて放置」という方法もあるので、今回は土の中に埋めてみました。
排水口ネットなどでまとめてから埋めると、取り出すときに楽とのことなので、それに倣ってやってみました。
銀杏の下処理その2 果肉を取る
1ヶ月、土の中に埋めてみました。
土の中の微生物の働きで果肉の分解が進むそうなのですが、想像していたのとは少し違いました。
もっと銀杏だけになるくらい分解されるのかと思いきや、そーでもなかったです。
匂いは確かに取ってきた直後よりは、抑えられてるような気もします。ただ気のするレベルです。
まぁ、もう一度埋めるのも面倒なので果肉を剥いていきます。
流石に売っているものと比べると大きさにバラツキはあります。
まぁ、でもタダですからね。文句はありません。
食べすぎ厳禁!銀杏中毒に注意
銀杏は食べすぎると「銀杏中毒」になることがあるそうです。
「銀杏中毒」は、銀杏に含まれる「4-O-メチルピリドキシン」が、「ビタミンB6」の働きを妨害することによって引き起こされます。
症状は嘔吐とけいれんが多いそうで、大人より子どもの方が患者さんは多いそうです。
お子さまに銀杏を食べさせる時は食べさせすぎないように注意しましょう。
目安としては大人は一日40粒程度。
子どもも一日7粒程度を上限に考えた方が良いそうです。
詳しくは下記サイトが詳しいです。
いざ、実食
簡単に食べれるのは「封筒銀杏」です。
漫画「もやしもん」の5巻で美里と川浜が「秋の風物詩や」と言いながらこの方法で食べてます。
封筒の中に銀杏を入れて、レンジの600Wで1分~1分半ほどチンします。
途中、銀杏が爆発する音がしますので、びっくりしないように心構えてください。
まとめ
銀杏はやはり安定の美味しさ
銀杏は大概どこにでも落ちているので、収集のハードルは低いです。
子どもと一緒に取りに行けば、子どもをダシに「変な大人感」のハードルも下げられます(笑)
「俺が取りたいわけじゃないんだけど、子どもが取ってみたいって言うから仕方なくですよー」的な空気を出せるでしょう。
まぁ、そんな姑息な演出をしなくても公園とかで普通に拾っている人はいますので、エイやってチャレンジしてみてください。
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