都会で山菜採り。江戸川土手に自生するノビルの食べ方・見つけ方

ノビルとって食べる

初めてでも、ノビル見つけられた!

つくしを見つけられるようになったので、今度は「ノビル」を探してみます。

ノビルに関して知っていたのは名前だけ。

どんな物なのかの知識はほぼ皆無。

もちろん食べたこともありません。

ただ春が旬で土手や路傍に生えていて、味もいいと言うじゃないですか。

ノビル初心者でも見つけられるのかな?

江戸川土手に探しに行ってきました。

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ノビルとは?

ノビル

引用:Wikipedia ノビル

ノビル(野蒜)はユリ科ネギ属の多年草。

春のこの時期日当たりの良い田畑のあぜや土手、路傍などに群生します。

図書館で借りてきた本やネットからの情報によると、

  1. 鮮やかな黄緑色
  2. 葉をちぎって匂いを嗅ぐとニラの匂い
  3. 引っこ抜くと小さな玉ねぎ状の球根(鱗茎:りんけい)がついている

この3点を頼りに探しに行くことにしました。

これまで経験してきたスダジイ探しやつくし探しの時もそうなんですが、大事なのはまずは実物を見ること。

一つ実物を見て、生えていた場所や採集物の特徴をインプットできると、そのモノを見つけられる「目」が養われます。

  • スダジイ目
  • ツクシ目
  • ノビル目

と言った具合です。

「目」が出来るまでは大変なんですが、一度「目」が出来ると次からは簡単に見つけられるようになります。

自転車で土手沿いの道を散策し、止まっては探しを繰り返して1時間半。

自転車走行中にふと、意識していた黄緑が視界に引っかかりました。

ノビル?

なんか、君(写真中央)がひっかかるなぁ。

葉をちぎって匂いを嗅ぐと、うん、ニラっぽい匂いがします。

隣の緑の草とは明らかに違う匂い。

これで根を掘って小さな球根がついていればビンゴ!

掘ってみるとー

ノビル見-つけた!

小さな球根がついてます。ノビル見-つけた!

ビンゴでした。

見つけたのは、行徳橋の近くの河原。

駐車場のすぐ真ん前の遊歩道脇に生えていました。

採り方はスコップで根の周りの土をほじって柔らかくしてから、ズボっと抜きます。

土手の固めの地面に生えているので、丈夫なシャベルでないと、柄が曲がって使い物にならなくなるので気をつけてください。

その後北上し、江戸川区の土手も捜索して数カ所でノビルを発見しました。

やはり一度実物を見ると、「ノビル目」が養われます。

他の雑草と混じって生えていても、見極めが出来るようになりました。

かつては雑草にしか見えなかったこんな風景も

かつては雑草にしか見えなかったこんな風景も

「ノビル目」が出来ると見分けられるようになります。

「ノビル目」が出来ると見分けられるようになります。

ノビルの見つけ方

ノビルを見つけるにあたっての見つけ方を再度まとめます。

前述3つ以外にも見分け方のポイントがあるので、書いておきます。

私が初探索で見つけられた、重要度の高いと思うものから順に書いていきます。

  1. 周辺の雑草より黄緑色
  2. 生える様はあんまりシャキッとしていない、クテっとしている
  3. ちぎって嗅ぐとニラの匂い
  4. 抜くと小さな玉ねぎ状の球根
  5. 根に近い部分が太くて白くなっている(根元に白い皮を被っている)
  6. 葉は平面ではなく、小ネギの様な筒状。断面は三日月型で空洞

ノビルと雑草の違い

ノビルは自生しているアサツキにも似ているらしいのですが、私はまだ「アサツキ目」は持っていないので、見つけた事がありません。

ノビルとアサツキの違いは、

  • 球根の形がノビルは玉ねぎ形、アサツキはラッキョウ形
  • 葉の断面がノビルは三日月形、アサツキは円形

とのこと。

いつかアサツキも見つけてみたいもんです。

ノビルの食べ方

採集時に根についた土は現地で極力ふるい落としておいた方が楽です、流石に土は食べれないので。

根元部分を綺麗に洗い、球根部分と葉っは部位に分けます。

ノビルの良いところは葉っぱも食べられるところ。

ネギ属なので、葉はまんまネギやニラと同じ使い方ができます。

今回はニラ醤油ならぬ「ノビル醤油」にして、冷奴に。

球根部分は生で、酢味噌で食べてみました。

ノビル醤油の作り方

ノビル醤油

  • ノビルを細かく刻む
  • 醤油(大さじ3)、みりん(大さじ1)、ノビル、ごま油(適量)を混ぜる

ノビルの量によって、醤油とみりんの量は適宜変えてください。

ざっくりの分量でも美味しくできますので、あまり気にせずに味見しながら作って下さい。

ノビル料理

ノビル醤油はほぼニラ醤油ですね。

ノビルの香りが醤油に移って美味しく食べられます。

球根の酢味噌あえは、ちょっと辛かったです。生だからかな。

全部食べきるのはしんどかったので、残した分は甘酢漬けにしました。

球根部分は軽く火を通した方が甘くなって子供も食べやすいかなー。

後日甘酢漬けを食べましたが、甘酢漬けの方が辛さが軽減されて食べやすかったです。

まとめ

無料食材としてのポテンシャル高し!

今回人生初ノビルでしたが、ノビルの葉っぱは気に入りました。

ニラの代用品として汎用性が高そうです。

ノビル採りは今回初探索でしたので、私1人で、量も控えめの採集。

ただ、どこら辺に生えているのかもわかったので、次回採集時は子どもと一緒に葉っぱ多めで採集計画です。

ニラの代わりとして、餃子、チヂミ、炒め物、ぬた、薬味と色々使えそう。

私の好きなライターの玉置さんもノビルを記事にしてます。

美味しそうに料理してますので、こちらのページも参考になりますよ。

春の河原はおいしいノビルが採り放題! - 私的標本:捕まえて食べる
※『地球のココロ』というクローズしたサイトで、2010年4月5日に掲載した記事の転載です。 ノビルという草をご存じだろうか。私が住んでいるあたりだと、今の時期ならちょっと探せばすぐに見つかる草なのだが、あらためて食べてみると、これがなかなかおいしいのだ。 実家にノビルが生えていた ある日、駐車場に車を止めて実家に入ろう  
アンデルセン公園の駐車場脇のノビル

ノビル目が養われた事により、いろんな場所でノビルを目にするようになりました。写真はアンデルセン公園のメイン駐車場の脇にて撮影。アンデルセン公園で遊んだ帰りに、採取できますよ。いないか?そんなヤツ(笑)

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