日頃からの観察がポイント。フキの葉っぱをマーキング
私の住んいでる千葉ベイアリアの住宅地の一角で、「ふきのとう」を見つけて採りました。
また勤務地の東京・千代田区でも、なんなく見つけることができました。
まずは1月下旬、自宅近辺の神社と実家近くの駐車場、2ヶ所でふきのとうを発見!
実家近くの駐車場で採ったふきのとうはちょうど食べごろで、初挑戦の「ふきのとう味噌」にして食べてみました。
初めて作りましたが、あま苦〜い春の味で、大変ご飯にあいます、大人の味です。
私がどうやってふきのとうを見つけたのか?
都会で山菜採りをしたい方の参考になればと思い、記録を残しておきます。
また一つ新たな0円食材を見つけられるようになって、レベルが上がった気がします(笑)。
今まで採ってきた「0円食材」はこちらにまとめてあります→「とって食べる」
きっかけは昨年3月(2020年3月)のアミガサタケ探し中の気付き
私は春先に徘徊するクセがありまして…。
と、言うのも春に生えてくる「アミガサタケ 」と言うキノコを見つけたくて、この時期は色んなところを探りにいくのです。
なんでそんな事をする様になったかと言うと、私の好きなライターの玉置さんの下記の記事を読んでから。
キノコ採りは素人には危険ですが、かなり特徴のあるキノコなのでこのキノコなら間違えることはないでしょうし、公園とかで見つけられるのでなんとか一度お目にかかりたいんですよね。
togetterでは毎年発見報告のサイトが立ち上がります。
で、昨年もアミガサタケは見つけられなかった(泣)んですが、その探索過程で
ん?これはふきのとうか?
と言うものを近所の神社の一角で見つけていたんです。
これがふきのとうの花かどうかはそもそも知らないと話にならないのですが、実は私はかつてこの花を大量に見ていまして…。
私の両親は東北某県の出身で、今から十数年前、私が結婚した時に妻とうちの両親とで、田舎に挨拶回りをしに行った時がありました。
その時にもう至る所にこの「ふきのとうの花」が咲いているのを見ていたのです。
それこそ道端に売れるほど生えていました(笑)。
田舎だとあたりまえなんですね、ふきのとうって。
さらに
ここらへんでは、ふきのとうの事を『ばっけ』って言うんよ
と親戚のおばさんに教えてもらい、その「ばっけ」と言う音の響きから、非常に強く印象に残っていました。
東北全体でフキの事を「ばっけ」って言うみたいですね。
Google検索「ばっけ」
そんないきさつもあり、ふきのとうの基礎知識は持っていました。
昨年神社で見つけたふきのとうは、もう花が開いていて、食べれないことはないのですが、花が咲いたふきのとうは苦味が強いとの事なので、場所だけを記憶しておきました。
で、その時思ったのが
この特徴的なフキの葉の形状を覚えて生えてる場所を記憶しておけば、夏はフキ・春はふきのとうが楽しめるな
と、言うことでした。
フキの葉っぱは上の写真の様な、大きく開いた丸みを帯びた形状。
きっと皆さんも見たことあると思うんですよね。
私が神社で見つけたふきのとうの写真にも、写っていますよね?
と言うわけで、ここ1年はフキの葉っぱのある場所を何ヶ所か見つけ記憶していました。
実家近くの駐車場でふきのとう採り
私の実家はふなっしー共和国の真ん中あたりの住宅街なんですが、実家から徒歩30秒のコンクリ舗装されていない駐車場の片隅です。
実はこの場所、昨年(2020年)の5月にフキがめちゃめちゃ生えている事を確認していました。
「よそ様の土地のものを勝手に取ってそれは犯罪では?」と言う意見もあるでしょう、ごもっともです。
ただ写真を見ていただいて察していただけると思うのですが、栽培してたり手入れをしてる気配は皆無なので、そこらへんは大目に見て欲しい所ではあります。許して!
で、「あそこならこの時期ふきのとうがでているはず」と、1月下旬に再訪しました。
ふきのとうって鮮やかな黄緑のイメージですが、私が見つけたのは淡い茶色の皮に包まれていました。
おそらくもう少しすると、この茶色の薄皮を破って芽吹いてくるのでしょう。
例の如く初めてなのでお試しで、5〜6個採取して、父に聞いてみました。
親父、これってふきのとうだよね?
うん、そうだ
父が言うなら間違いないです。
東北出身の父は、子供の頃から嫌ってほど「ふきのとう」を見てきてますしね。
持って帰って、調理してみることにしました。
ちなみにフキ及びふきのとうは、日当たりのあまり良くない、湿りがちなところに生えやすいそうです。
この1年間の観察の結果、実家近くの駐車場と自宅近辺の神社の他に、市の「自然の家」的な施設の敷地内や、幹線道路から見えた耕作放棄地的な所でもフキを目にする事はありました。
春に「ふきのとう」をピンポイントで見つけようとすると大変ですが、フキの葉は大きい葉が特徴的で見つけるのがそんなに難しくありません。
また密集して生えるので、ちょっと緑のある所を意識して見ると見つけられるようになると思います。
初めは難しいかもしれませんが、慣れれば、ノビルだってセリだってクルミだってフキだって見つけられるようになります、野草センサーと言うか、野草アイが磨かれるようになるんですよ。
3年前までそんな事出来なかった40過ぎのおじさんが出来るようになってるんで、たぶん誰でもできます、難しくないですよ。
ふきのとう味噌(ばっけ味噌)を作ります
何を作ろうか考えたんですが、まぁど定番の「ふきのとう味噌」を作ってみることに。
参考にさせてもらったのはこちらのレシピ。
ふきのとう味噌(ばっけ味噌)を実食
夕飯のご飯のお供にしてみました。
お味はどうかな?
まず甘味が来て、そこから爽やかな苦味。甘苦くて美味しいなぁ
なんですかね、表現しづらい味ですね、ふきのとう味噌。
子供には理解されづらい味ですね。現に娘(9歳)に軽くつまませましたが、最初は甘味が来るから平気でしたが、後からすごい顔して「ヴぇー」ってなってました(笑)。
大人でも好みは分かれると思いますが、私は好きです。
苦いんですけど体の中がキレイになりそうな苦味って言うんですかね。
今もご飯のお供に毎日チビチビ食べてます。
このチビっとづつ食べるってのもなんかいいです(笑)。
自家製のものだけかと思って調べたら、市販の「ふき味噌」もあるんですね。
なんでもあるな、amazon(笑)。
東京都千代田区でもふきのとう発見!
勤めている会社の近くに、そういえば崖的な斜面があるのを思い出しました。
ふきのとうは斜面を好むこともわかっていたので、「あそこならあるかな?」と思い昼休みに覗きに行きました。
ここらへんも経験による野草センサーの発動ですね。
ちょうど食べごろのふきのとうを東京のど真ん中でも発見できました!
気づいていないだけで、その気になれば都内でもふきのとうは比較的に簡単に見つけられると思います。
まとめ
ふきのとうはこれからの季節が本番。次は天ぷらだな!
1月下旬の採取だったので、ふきのとうは関東ではこれからが本格的な旬になります。
実家と会社近くのふきのとうは食べ頃でしたが、自宅近くの神社ふきのとうの様子を見にいくと、まだ爪先くらいの大きさでした。
フキポイントは覗いていない所があと数か所ありますし、実家にもまた近く様子を見にいくので、今度はもう少し多めに採取して天ぷらにしてみようかと思います。
ふきのとうは天ぷらにすると苦味が軽減されるとのことなので、それなら子供らも食べれるかな?
まぁ去年やったように、つくしやたんぽぽの春の野草天ぷらの1品に加えますかね。今年はセリも天ぷらだな。
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今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
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