フレッシュハーブは香りが格別!
きっかけは長女(9歳)でした。
うちの娘は「あんびるやすこ先生」の作品を読んでハーブへの興味を持つ様になりました。
その影響でハーブの種類にも詳しくなり、
あそこの公園にローズマリーが生えてるんだよねー
などと、嫁さんと会話しているのを聞いたりしていました。
ある日、たまたまその公園を通りかかると
パパ、これがローズマリーだよ
と、指差された先には、私の想像を超えたもっさりと繁った野生化したローズマリーの姿が。
摘んで匂いを嗅いでみると、確かにハーブの良い匂いが。
ハーブの繁殖力が凄いとは知ってはいたものの、想像以上です。
街中でもハーブって生えてるんだな
そんなことから私もハーブに興味を持ち始め、ホームセンターでハーブの苗を見て、知識をインプットしていました。
そんな折、GW中にクレソンとセリを摘みに行った公園で大量のハーブに遭遇。
さらに、家の近くでも数種類のハーブを見つけました。
これは色々楽しめそうだ!
娘に
パパとハーブ摘んで、ハーブティー作るか?
と、聞くと
やりたいやりたい
と、乗り気な返事。
公園や街中でハーブを摘んで、0円フレッシュハーブティーを楽しんでみました。
某公園で自生するハーブ集め
やってきたのはGWにセリとクレソンを摘みに来た某公園。
その時に、何種類かのハーブが生えているのを確認済なので、この日のもう一つの目的、「ペットボトルザリガニ罠」の検証のついでにやってきました。
ザリガニ罠を仕掛けた後、ハーブ採集にむかいます。
アップルミント
最初に見つけたのは「アップルミント」。
このミント、私が街中や公園でのハーブを気にする様になってから、一番頻繁に目にする様になったハーブです。
よっぽどの繁殖力の強さなのか、この公園では、「一面がアップルミントだらけ」なんて地帯もあります。
街中でも、家の玄関先の鉢で育てていたハーブの種が飛び散ったのか、家の塀と道路の隙間のわずかな土部分から生えているアップルミントも目にしました。
匂いはその名の通り、果物の様な甘い匂いを帯びたミントです。
スペアミント
次に摘んだのはスペアミント。
「Theミント」という香りで、マスクをして行ったのですが、マスク越しからでもミントの爽やかな香りを強く感じます。
以前の採取時に既に試食済みで、何ら問題なく食べれました。
葉をちぎりマスクの中に入れると、ずーっと清涼感が楽しめてスッキリしました。
ローズマリー
ローズマリーです。
野生化して、モジャモジャです。
なんて言うんですかねー、メデューサ感がありますねー、野生のローズマリー。
ここまで生えまくっていると、採集するのに何の罪悪感もなくなりますねー。
ヨモギ
お次はヨモギです。
こちらは国産ハーブの代表格。
どこにでも生えていて、入手も容易な「和ハーブの王さま」ですね。
ドクダミ
これも公園の至る所に生えていたドクダミです。
ドクダミ茶として飲めることは知っていたので、お試しで採取です。
日当たりの悪い日陰に、大量のドクダミが白い花を咲かせて生えていました。こちらも取り放題です。
おまけその1 セリ
ハーブではないのですが、今晩のおかずにセリも採取。
やっぱり食べれるものは採っちゃうよ(笑)。
おまけその2 クレソン
同じくクレソンもゲット。
時期的なものか、クレソンの花が咲いていました。
クレソンの花ってこんななんですね。
この公園での本日の採集物
アップルミントとスペアミントの比較
見慣れてしまえば、一発で見分けられるアップルミントとスペアミントですが、一応見分け方のポイントを。
まず色。
アップルミントの方が、多少淡い緑です。黄緑って感じ。
一方のスペアミントは緑色。
アップルミントの質感はスペアミントより柔らかく、葉の感じを見てもらうとわかりますが、葉は丸みを帯び、「ふわふわ」感があります。
スペアミントの葉は先端が尖っていて、質感は硬めです。
「葉っぱ」って感じがします。
先述しましたが、匂いはアップルミントの方が甘い匂い。
スペアミントは皆さんが想像している「ミント」の匂いなので、1回見分けがつく様になればすぐ認識できると思います。
帰宅して家の近くでも自生するハーブを採集
帰宅したのち、娘と近所の公園にハーブ採取に向かいました。
娘が近くの公園で、採取できるハーブにある程度目星をつけておいてくれたのです。
カエルの子はカエルですね(笑)。
ローズゼラニウム
これはローズゼラニウム。
その名の通り、薔薇のような匂いのするハーブです。
葉を摘んで匂いを嗅ぐと、結構特徴的な香りがします。
薔薇?薔薇の香りかなぁ?コレ。
ローマンカモミール
お次はローマンカモミール。
春に小さな白い花を咲かせ、乾燥した花をお茶として飲むそうです。
「カモミールティー」って奴ですね。
このカモミールも気にする様になると、街中で結構見つけられます。
先程のアップルミント同様、庭先で栽培されていたものが、勝手に繁殖して、道路脇なんかに勢力拡大していたりします。
よく似た「ジャーマンカモミール」なるものもあり、そちらはあまり花が臭わないことで識別できるそうです。
摘んできたハーブで0円フレッシュハーブティーを作りましょう
では、採ってきたハーブたちで0円ハーブティーを作ります。
採ってきたハーブをよく洗って、水気を切ります。
今回は初挑戦なので、匂いが強烈そうなドクダミは除いて(すみません日和りましたw)、アップルミントとスペアミントを中心に配合。
比率は適当なんですが…
- アップルミント 3
- スペアミント 3
- ヨモギ 2
- ローズマリー 1
- ローズゼラニウム 0.8
- ローマンカモミール 0.2
と、言ったところでしょうか。
お湯を注ぎ、5分ほど蒸らします。
5分ほど蒸らして、注いで出来上がりです。
うん、お茶っぽい色は程々に出ています。
香りを嗅ぐと、素晴らしくいい匂い!
ではお味は?いただきまーす。
味は…薄い…のか?香りはすごい良いなぁ!
味はほんのりと、「体にいいなー」って感じさせる、優しい味がします。
ただ、よく考えたら私ちゃんとハーブティーなんて飲んだことがなく、判断がつきません。
正解がわかっていないので、これが正しいのか分からない(笑)。
なので、困った時は嫁さんに頼めば間違いなし。
嫁さんにも飲んでもらいました。
うん、ハーブティーだ。ミントのいい匂い!市販のもこんな味するよ
良かったです、コレで正解だったみたいです。
さらに
乾燥ハーブだと少し苦味が出るけど、フレッシュのハーブだとそれがないね。美味しいと思うよ、コレ
適当な比率で作ったのですが、これで正解だったみたいです。
配合を変えれば、風味も変わって違う味も楽しめそうですね。
娘も満足そうな顔でハーブティーを飲んでいます。
まとめ
これって凄い贅沢なことかも!
思いつきではじめた0円ハーブティーですが、よくよく考えたらこれって凄い贅沢なんじゃないかなと思いました。
材料費がかからないのでふんだんにハーブを使えますし、誰も見向きもしないものに価値を見つけて楽しむのはなかなかに優越感があります。
「ミントテロ」なる言葉があるくらいミントは繁殖力が強いので、気にして街歩きをするだけで、きっとあなたの家の近くでも簡単に見つけられると思います。
2回目は娘にハーブティーを淹れてもらったのですが、配合を変えて娘はミント多めでブレンドしてくれました。
ノリノリで作業してて、可愛らしかったですね。
味の方もやはり風味が違く、
ミントが強いとやっぱり頭がスッキリするねー、おいしい
なんて、いっぱしの事言ってました(笑)。
ハーブが見分けられるようになると、お茶以外にも色々利用法があると思います。
情報もネットにいっぱい落ちてますので、探してみるのもそこまで難しくないのでオススメですよ。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
↓ページ下部に「人気記事ベスト10」があります。お時間がある方は見るだけみてやってください(願)。
コメント
素敵な記事ですね!エコだし勉強にもなるし、娘さんもいい経験になったのではないでしょうか?実際、せいかつや理科の授業で野草を見分けたりすることがあるので、家庭で楽しんで勉強できるのは素晴らしいと思いますよ
コメントありがとうございます。
つい最近も会社の近くの公園で野良のカモミールを見つけたので、今年も自作ハーブティー作りをやろうかなと思っていた矢先のコメントでした。
かなり力を入れて書いた記事なのですが、それとは裏腹に全くアクセスは伸びず(笑)「面白くないのかな?」と考えていた中でのお褒めのコメントなので大変嬉しいです。
今後も街中の野草採取なんかの似たような記事を書くと思いますので、今後ともご愛読よろしくお願いします。