ザリガニをペットボトルの罠で捕まえる!自作びんどう

ペットボトルびんどう 体験
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子供たちのヒーローになってきました(笑)

昨年(2019年)も試したペットボトルの罠「ペットボトルびんどう」を手抜き改良し、ザリガニが取れるか試してきました。

昨年の様子はこちらにまとめてあります↓。

昨年はザリガニが入ってくる漏斗(ろうと)状の部位をテープで止めていたので、ザリガニを捕獲した後ザリガニを取り出すのにテープをはずさねばならず、再使用するのがいちいち面倒でした。

今年はその部分を改良し(しかも手抜きで)、複数回の使用に耐えられる様にしました。

「こんな適当な物で本当に入るのかな?」と半信半疑でしたが、ザリガニはアホですね、余裕で入りました。

ザリガニが入った罠を上げた時には、子供らがわらわらと寄ってきて、「おじさんスゲースゲー」の嵐でしたよ(笑)。

緊急事態宣言が明けたとは言え、オイオイ子供らよ、あんまり密になるなと思いましたけどね。

まぁでも、元気いっぱいな子供らが可愛いかったです。

君らも外行きたいのに家で我慢したんだもんな。

ちなみにうちの子らは週明けから始まる学校の提出課題が終わっていないので置いてきました(T_T)。

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ペットボトルの罠、「びんどう」を作る

「びんどう」ってのはこんなものです。

呼び方はいろいろあるようで、「タイビン」「セルビン」「ビンヅケ」等々があり、似たような機能をもった製品に「お魚キラー」なる物もあります。

機能としては到って単純で、生き物が入る入口部分が漏斗(ろうと)状になっていて、一旦入った小魚なりエビなりが、出られない様な仕掛けです。

自作する時の作り方は簡単で、まずペットボトルを用意します。

ミネラルウォーターが入っていた2Lのペットボトル
ミネラルウォーターが入っていた2Lのペットボトル

次にペットボトルを肩の所で切り、2分割します。

ペットボトルを肩の所で切ります
ペットボトルを肩の所で切ります

胴体の方のパーツには、水が入る(抜ける)穴をあけていきます。

ペットボトルに穴をあけます
キリが無かったので、嫁さんに「なんか無い?」と聞いたら嫁さんが小学校時代に使っていたコンパスを渡されました。なんて物持ちの良さ!
ドライバーで穴を大きくしていきます
コンパスであけた穴に、ドライバーを突っ込んで穴を大きくしていきます。次男(3歳が)「パパなにやってるのー?」と覗きに来ました

横だけでなく、底の部分の穴あけも忘れずに!

底部分も穴あけします
底部分の穴あけも忘れずに

穴は多ければ多いほど良いかと思います。

水に沈みやすくなりますし、水から上げる時も早く水が抜けてくれます。

そして、今回の改良点

パーツの上部分を漏斗状になるように切り、2つのパーツを合体させれば出来上がりなんですが、前回はテープで止めたパーツをクリップで止めました。

2つのパーツをあわせてペットボトルびんどう完成
ちょっとこねくりまわして失敗しました…

今回ちょっと失敗して隙間ができてしまいましたが、この失敗もお試しかと思いスルーしました。

クリップで止める事で、餌の出し入れや、仕掛けに入ったザリガニの捕獲、更には再利用が可能になります。

あけた穴から、最後に糸、ヒモなりを通して完成です。

びんどうに糸を通します
あけた穴にタコ糸を通しました。横に寝かして使うので、それ前提で糸を通してください

正直私かなり不器用で、あんまり工作とか得意じゃないんですよ。

上の写真でもお分かりの通り、かなり作りが甘いのですが、これも実験と割り切って、ザリガニの捕獲に出かけてみることにしました。

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某公園でザリガニの罠を試してみる

やってきたのは、数週間前にクレソンやセリを摘みにきた某公園。

その時の模様はこちらになります↓。

こちらの公園には以前から何回か訪れていて、ザリガニが釣れるのは確認済み。

この日は緊急事態宣言があけてすぐの週末だったので、ザリガニ釣り目的の人はいつもより多かった気がします。

ザリガニ釣りって、人がやってると凄く面白そうに見えるから不思議ですよね(笑)。

今回のザリガニ罠を仕掛ける現場
今回の現場

まずは上の写真の様なところで試してみました。

びんどうに重りの小石とエサの煮干しを入れます
重りとエサを入れます

現地調達した重りの石を入れ、エサの煮干を入れます。

エサは煮干でもスルメでも、匂いが強いものならなんでも良いと思います。

これらを入れたら、クリップでパーツを止めて水の中に投入!

動画も撮ってきました。

重りの石が軽かったのか、あまりスムーズに沈んで行ってくれませんが、横倒しに沈めばOK。

目視でザリガニを発見したので、そこに罠を仕掛け、しばらく放置してこの公園での別目的のハーブ採集に向かいました。

ハーブ採集に関しても後ほど記事にしますんで、興味がある方は再訪してください。

記事にしました↓
公園や街中でハーブを摘んで自作フレッシュハーブティーを楽しむ!

ペットボトルびんどうを仕掛けて待ちます
ザリガニを目視で発見。これなら入るだろう!

びんどう、盗まれかける!

ハーブと野草採りに夢中になり(笑)、40分程仕掛けを放置しました。

「流石にかかってるだろ」と思い、現地に戻ると不測の事態が。

なんと私の仕掛けを若い女子が持って別の場所に仕掛けようとしています。

ちょ、え、ナニお前?

一応あまり見つからない様に偽装はしたのですが、やはりこの日はザリガニ釣り人が多く、興味を持たれてしまった様です。

おそらく、中国か東南アジア系の女の子で、日本語もあまり通じない雰囲気。

ダメ、それおじさんの。取っちゃダメ!

と、注意し、仕掛けを取り返しました。

ちょうどうろついているところを見つけたから良かったものの、盗まれる所でした。

人が多いところでの仕掛けは気をつけないとダメですね。

ちなみに取り返した仕掛けにはザリガニは入っていなかったのですが、その女の子が入ってたザリガニを自分のバケツとかに入れてしまった可能性も捨て切れないので、結果はわからず。

バツが悪いので他の場所に移動し、罠にベタづきして試す事にしました。

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ザリガ二、見事に罠にかかる!

場所を移動

次にやってきたのはこんなところ。

子供らがザリガニをわーわー言いながら釣っています。

水槽の中のザリガニ
子供らの水槽を覗くと、おー、釣れてる釣れてる

子供たちの水槽を覗くと、まずまず釣れてるみたいです。

罠を仕掛けるポイントを探していると、放置されたザリガニ釣りの竿(エサ付き)を見つけました。

ザリガニを見つけ、顔先に垂らしてやるとすぐ釣れました。

ここのザリは食欲旺盛みたいなので、これは期待できる。

釣れたザリガニ。エサを離さない
糸を垂らすとすぐ釣れた。食欲旺盛なのか、釣り上げてもエサを離しません
今年のファーストザリガニ
今年のファーストザリガニ

釣竿を垂らしながら、その脇に罠を仕掛け入れ、その場で待ちます。

ザリガニが釣れていない男の子がいたので、餌に食いついた竿をその子に渡して、「これ釣れてるから、上げてみな」なんてコミュニケーションをとりながら楽しんでいました。

なんとなく、ザリガニがびんどうに入った気配がしたので、仕掛けを上げてみました。

罠を仕掛けてから、5分くらいですかね。

びんどうに子供らも興味津々
子供らも興味津々
びんどうで捕れたザリガニ
こぶりながらも、3匹も入っていました!

見事に3匹も捕獲できました。

そばにいた子供らが寄ってきて、賞賛の嵐でしたよ(笑)。

おじさん、スゲー!

なに、おじさん何これ?ねー、これなになにー?

おじさんすげー頭いいー。天才じゃん!

ただ、この後子供らの「おじさんそれ貸して貸して」が始まり、さらなる検証どころではなくなってしまいました(笑)。

子供らはびんどうを仕掛けても、辛抱たまらずすぐ罠を上げてしまい、その後30分程見ていましたが、罠にザリガニは入りませんでした。

ぼちぼち良い時間で、夕方だったので帰ろうとすると、「えー帰っちゃダメ」の声の後に

帰っていいけど、それ(びんどう)置いっててよ!

と言われズッコケました(笑)。

まぁ置いていっても良かったんだけど、まだ他でも試したい所あるんだよねー。

公園に置いていかれてゴミにされても困るんでね。スマンが持って帰るぞ少年よ。

まとめ

釣りと罠の二刀流が楽しいかな

レクリエーションとしては、ザリガニは釣った方が楽しいですね。

特に大物はびんどうには入らない(大物はハサミが穴を通らない)ので、大物狙いなら釣り一択ですね。

小物でもいいので数を釣りたいのであればびんどう仕掛けはそこそこ有能です。

ザリガニがいる所に仕掛けさえすれば、今回の検証でもわかる通りすぐ入りました。

実はびんどうでどじょうも捕ってみたいんですよね。

何箇所か仕掛けたい場所のアテもあるので、上手に捕れたらまた記事にしたいと思います。

ザリガニを大量にとったところで、何になるわけでもないのですが(食べる人には話は別ですが…)、「罠に何かがかかる」って、男の子的にはテンションが上がるんですよね、やっぱり。

お金も時間もかからないので、家の近くに水場がある方なんかは試してみるのも面白いですよ。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。

↓ページ下部に「人気記事ベスト10」があります。お時間がある方は見るだけみてやってください(願)。

元気いっぱいの子供たち
子供たちは元気いっぱい。「俺今日からアメリカザリガニって言うの長いからアメザリって呼ぼー」などとバカっぽい事言ってて大変好感が持てました(笑)。男の子はアホで可愛いですね。

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