この記事が日の目を見るかは、次回の開催次第!
イベント閉幕からすでに1ヶ月以上経ったこのタイミングでの投稿です(苦笑)。
正直書こうかどうか迷ってたんです。
と言うのも既に終わったイベントなのでおそらくほぼ需要がないから。
この記事が日の目を見るかは、2年後の次回開催時に再度キッザニアが開催されるかにかかってます。
イベントとしては好評だったと思うので、次回も開催されてくれー、頼むー。
キッザニア in TMS2019(東京モーターショー2019)
トヨタイムズの香川照之さんのCMがメチャメチャ流れていたので、まだ記憶に新しいと思いますが、2019年10月下旬から11月頭まで、東京ビッグサイトを中心としたお台場エリアにて東京モーターショーが開催されていました。
なぜトヨタがあんなに自社の宣伝でもなく東京モーターショーのことを宣伝していたかと言うと、東京モーターショーはバブル時の来場者数をピークに、来場者数は右肩下がり。
イベントの価値低下が叫ばれ、自動車業界全体に危機感がありました。
そこで今回はクルマ好き向けのイベントからの転換を図り、色々な人に来てもらおうと様々な趣向が凝らされていました。
その取り組みの一つが「キッザニア in TMS」。
体験するにはキッザニア体験権利付の前売りチケットを購入する必要がありました(価格は一般チケットと同額。権利付チケットを持っていなくても当日に空きがあれば体験可能)。
ちなみに今回のモーターショーは高校生まで入場無料。
キッザニアの権利付チケット1枚で子ども2人まで体験できました。
土日の開催分は、モーターショー開幕前日には売り切れていました(購入しようと思ったらもう無かった)。
が、たまたま長女(8歳)の授業が午前中で終わる平日があったので、仕事の都合をつけて行ってきました。
訪れたのは2019/10/31(木)の午後。
集合時間の15時20分に間に合うように向かいました。
14時前に着いて、いろいろ見て回ってから、受付場所に向かいます。
会場はこんな感じ。
本家のキッザニアにも数回行ったことあるのですが、受付から子供1人でするようになっていて、コンセプトも本家そのままでした。
当日まであまり概要を知らず(と言うか公式HPにも大して情報がない)、スタッフの方に聞いてみると、
30分ほどの体験を2つ出来ます。
との事。
子供の体験中に、スタッフの方の資料があったのでチラ見すると、スケジュールはこんな感じ。
70分程のブロックで、7つの時間帯に分かれていました。
後日調べたらこれは平日のスケジュールで、「土日は30分の体験一つだけ」との書き込みも見ましたが、真偽の程は不明。
体験は小学生からなので、午前中に体験した子たちは、学校休んで来たってことか(笑)?それとも社会科見学かなんかの団体?
早めに着いていたので、事前にどんな体験があるかブースは下見済み。
人気は「操作系」と「組み立て系」らしく、
- Honda レーシングドライバーの仕事
- KDDI 遠隔操作による災害復旧の仕事
- ダイハツ クルマを組み立てる仕事
- SUBARU クルマをメンテナンスする仕事
あたりが人気との事(スタッフの方、談)。
写真をできる限り撮ってきたので、ご紹介します。
ただ日産ブースとジェイテクトのブースは撮り忘れました、すみません。
キッザニア in TMSのお仕事
Honda レーシングドライバーの仕事
恐らくここが1番人気だったと思います。
他のどの体験より早く予約受付が終了になりました。
レーシングシミュレーターでサーキットの走行体験ができます。
実際のF1マシンの展示と、マシンへの搭乗体験もありました。
SUBARU クルマをメンテナンスする仕事
実車を使ってのメンテナンス体験です。
整備服も着て、本格的。
SUBARUのブースは1回の体験の定員が4名。
定員が少ない体験は、予約が早く埋まり受付が早々と終了していました。
どうしてもやりたい体験がある場合は、集合時間より早めに並んで、早い者勝ちするしかないようです。
ここらも本家キッザニアと同じですね。
KDDI 遠隔操作による災害復旧の仕事
災害現場のジオラマが作られていて、重機に取り付けられたカメラからの映像を見て、重機を遠隔操作で動かします。
これはアレですか?auの5G回線を使えばタイムラグなく、重機を遠隔操作で動かせますよ、というアピールなんですか?
と、知った風な質問をしてみました(笑)。
そうです、まさにその通りですお父さん!
と、係のお姉さんに持ち上げられ、いい気分になりました。
わかりきった事でマウント取ってみました。
入場料払ってるから、これくらいいいよね(笑)。
ダイハツ クルマを組み立てる仕事
ダイハツのコペン実車を使ってパーツを実際に組み立てます。
日野自動車 トラックをプロデュースする仕事
トラックをユーザーの要望に応じてプロデュースする仕事のようです。
大きなトラック小さなトラック、冷蔵か冷凍か常温か、運ぶ荷物に応じてトラックをカスタマイズ設計する仕事のようです。
娘(8歳)が実際に体験した仕事
ここからはうちの娘が実際に体験したお仕事をご紹介。
娘が「やってみたい」と言って体験したお仕事をレポートしていきます。
TOYOTA 月面探査車プログラミングをするエンジニアの仕事
トヨタのお仕事と言うよりは、プログラミングの体験ですね。
この体験は1回の体験人数が多く、比較的容易に予約ができました。
まぁ、親としとも学びにつながる体験なので、こう言うのをやりたいと言ってくれたのはウエルカム。
24人の定員のうち、埋まったのは16名。
そのうち女の子は2人のみ、と言うかやはりモーターショーだけあってキッザニアでも男の子の方が多かったです。
キッザニアではおなじみの、その体験に合わせたユニフォームに着替えて、体験スタートです。
「toio(トイオ)」と言われるプログラミング学習キットを使って体験を進めて行きます。
スタートからゴールまで、「いっぽ進む」「右を向く」「左を向く」「くりかえす」などのカードを使いながら命令を考えていきます。
例えば上のような課題の場合には?
答えはこうなります。
ただ、上の命令には、まとめられるところがあります。
こう言った場合には「繰り返し」の命令を使って命令をまとめられます。
プログラミング用語で言うところの「関数」の考え方ですね。
この「toio」という学習ツール、私も初体験でややお値段は張りますがなかなか「いいな」と思いました。
もっと安くなったら買ってもいいかなーと思いましたよ。
動画で見た方がどんな感じかわかりやすいと思うので、貼っておきます。
プログラムを作ったカードの上にロボットを走らせると、ロボットが命令を覚えて、同じ動きをするようになります。
三菱自動車 新しいクルマをデザインする仕事
次に体験したのが、三菱自動車のブース。
クルマのコンセプトを考えて、新しいクルマをデザインします。
コンセプトとは、「どんな人がどんな時にどんなところに行く」かを考えること。
プロのデザイナーさん達が実際に使う色を塗るツール(すみません、「なんとか」って言ってたけど遠くて聞き取れなかった)を使って色を塗っていきます。
娘は都合4つのお仕事を体験する事になるのですが、このお仕事が1番楽しかったと言っていました。
プロも使う色を塗るツールが気に入ったようです。
キャンセル待ちの列に並び、次の時間帯も体験
娘が体験中、ベタ付きしていたわけではなく、エリアを歩きスタッフの方に話しかけて情報収集もしてました。
するとキャンセル待ちの待機場所を発見。
スタッフの方に聞いてみました。
あのー、今娘が体験中なんですが、次の時間帯もキャンセル待ちの列に並べば体験出来そうですか?
そうですね、まだわからないのですが、恐らく大丈夫だと思います
いつぐらいにわかりますか?
キャンセル待ちは、開始時間の15分前から告知があります。17時10分に次の回が開始なので、16時55分にキャンセル待ちがどれくらいあるかの発表があると思います。ただ今日はキャンセル待ちを受け付けても定員が割れた回もあったので大丈夫だと思いますよ
ラッキーな事に、大分空いている日に来たようです。
娘の体験が終わり、17時前にキャンセル待ちの列に並び、再度2つの体験を追加でやれました。
キャンセル待ちなので、正規の権利を持っている子供達は既にお仕事体験を予約済み。
人気のHonda、KDDI、SUBARUのブースなんかは2回目の予約まで埋まっていました。
TOYOTA クルマを組み立てるメカニックの仕事
枠が空いていたTOYOTAのもう一つのお仕事を体験します。
フロントとリアに分かれて作業をします。
フロント班はステアリング・タイロッドと、フロントタイヤの取り付けをします。
小学生がラチェットレンチを使うことなんかまずないと思うので、こういう本物に触れられるのは良い経験。
トヨタブースには、小学生以下の幼児も体験出来る「タイヤ交換をするメカニック体験」もありました。
こちらも行列ができてました。
マツダ 金型磨き職人の仕事
渋い、渋すぎるよマツダブース
マツダはなんと金型磨きです。
チョイスが渋すぎて唸りました。
子どもどころか大人も「なんじゃそれは?」とハテナマークのつく体験ですが、クルマのパーツを量産するために大事な「金型」。
クルマの綺麗なデザインを作るために大切な仕事である金型作りを学び、職人の見習いとして、金型磨きのトレーニングをします。
KidZania in TMS2019サイトより引用
スタッフの方が子どもにもわかりやすく説明してくれたのが、「たい焼きの型」を作るようなものだと、なるほど。
機械で磨けるところは機械で磨くのですが、機械で磨けないところを人の手で磨くのだそうです。
マツダが凄かったのが、教えてくれるのが広島の工場からやってきた本物のマツダ社員の職人さんたち。
この企画にGoサインを出したマツダ上層部の決断にも感心しました。
私の中でマツダの好感度がかなり上がりましたよ。
Twitterに動画をアップされていた方がいたので、引用させていただきます。
金型磨き職人のお仕事
— Y(Endless Waltz Ver.) (@jb5_yu_er34) October 30, 2019
コレをしてあげないと完成品にプレスの跡が残ったり、
塗装した際にブツブツが出来てしまう為、大変重要なお仕事です pic.twitter.com/SRe9e5kpbx
子供達は手元の小さな金属板をヤスリでピカピカに磨いていきます。
説明を受けてはいましたが、子供達は金型ってものが何なのか?完全には理解していないと思います。
それでも「こういうお仕事もある」と言うのを体験できるだけで意味があるのかも。
普通もっと子どもウケする企画を持ってくると思うんですよねー、マツダすげーなー、とんがってるなー。
マツダのこのガチなお仕事体験はやはり話題になったようで、軽く調べただけで何個か記事が見つかりました。
まとめ
頼むから次回もやってくれ!
今回のモーターショー、色々と趣向を凝らした甲斐もあってか入場者数は前回より大分上回ったそうです。
その中でもキッザニアの企画は好評だったようで、確かに体験した者としても「入場料の2,000円(前売りだと1,800円)でモーターショーも見れて、キッザニアも体験させられて、お得度は高いな」と思いました。
次回2年後には長男(6歳)も小学生なので、是非お姉ちゃんと一緒にやらせてあげたいなと思いましたし、何より時間をかけて書いたこの記事が死なないためにも(笑)、お願いだー、継続開催されてくれー。
後は次回もマツダがどんなとんがった企画を用意してくれるのか、楽しみですしね。頼むー。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
↓ページ下部に「人気記事ベスト10」があります。お時間がある方は見るだけみてやってください(願)。
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