来年以降行く人達のお役に立てば!
GWの10連休中、長野県佐久市で開催された「佐久バルーンフェスティバル」を、家族5人で初体験してきました。
子供たちに気球を見せてあげたいという思いと、開催イベントも何やら魅力的だったので、頑張って早起きして行ってきました。
事前に色々ネットで調べたのですが、行かれた方のレポートがなかなか無かったので、来年以降行かれる方のために、当日の様子を残しておきます。
子供たちも喜んでましたし、私的にはあの気球のお披露目に立ち会えて大満足です。
「我が生涯に一片の悔いなし!」
佐久バルーンフェスティバルとは?
長野県佐久市で毎年GWの5/3〜5/5に開催される熱気球イベント。
今年で27回目だそうで、競技気球の大会にあわせて、多様なイベントも併催されています。
我が家が行ったのは令和元年5月3日。
いや「令和」って言いたかっただけです、なかなか使う機会ないから(笑)。
でも振り返って考えたら令和初のお出かけだったので、いい思い出になりました。
開催イベントで狙いは
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熱気球係留体験
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釣り体験
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魚つかみ取り体験
- スラックライン体験
ここらが優先度高め、後は流れかなー。
で、どうだったのか?
当日の様子を時系列で書いていきます。
出発前~ 天気予報とにらめっこして、とにかく早く寝る
あまりご存知ないかと思いますが、気球の競技って朝がとっても早いんです。
何故かと言うと朝が一番風がないから。
熱気球は動力が無い、まさに風任せの乗り物。
少しでも風が強いと、危険なので気球を飛ばせません。
競技気球に関して言えば風速4〜5m程度で競技が中止になると言います(目安です)。
で、何故朝が良いかと言うと、太陽の熱に地面が暖められていないので、上昇気流が発生しづらく、気流が安定している(風がない)のです。
今年(2019)の話に限って言うと、5/3、4、5と朝の競技は行われましたが、午後の競技は3日とも風が出て中止になりました。
更に調べてみるとここ4年間は午後の競技は全て中止されたみたいです。
行く予定の明日の天気予報を見ると、天気は晴れ、風速も1mの予想。
これなら開催されるだろうとみて、前日20時には家族で就寝しました。
3:10~ 出発〜会場着
3時10分に千葉を出発しました。
子供らは当然寝ているので、布団から抱っこして車まで移動。
思いのほかグズりもなく、寝てくれていたので助かりました。
途中トイレ休憩を1回はさみ、5時50分に現地に到着。
会場は佐久市千曲川スポーツ広場。
河川敷沿いの広場で、駐車場の入口は1カ所です。
初めて行くので駐車場の混雑具合がわかりません。
競技開始の6時15分よりやや早めに着くように計画しました。
駐車場に入れるのに20分かかって6時10分に会場着です。
駐車場所は誘導されるがまま、メインのイベント広場まで徒歩5分程度の場所でした。
想像よりは多くのクルマがいた印象です。
到着時の気温は5度。
この後気温はグングン上がるのです(昼間は24度まで上がって暑いくらい)が、この時期の佐久はまだ朝方冷え込む日があります。
天気予報を見た上で、羽織れるモノを用意するなり、服装を考えて行ってください。
上空に目をやると、黒い風船が上がっていました。おそらくあれが観測気球で風速風向を見ているのでしょう。
気温は低いものの、ほぼ風はなし。
会場全体にアナウンスが流れ、朝の競技は予定通り開催されるとの事。良かった!
6:30〜 競技開始。飛んで行く気球が美しい
競技者以外は入れない広場に、各チームの車が入ってきて、気球の立ち上げが始まりました。
気球を広げて送風機で風を送り込み、バーナーを焚いて気球を膨らませていきます。
チームの皆さんも慣れたもので、あれよあれよと30数機の気球が立ち上がっていきます。
実際気球が飛んで行くところを見るのは、家族全員初めて。
各チームとも手際よく気球を立ち上げ、バーナーの「ゴッー」という音と共に、静かに空に飛び立っていきます。
なんとも幻想的な雰囲気で、写真をいっぱい撮りました。
ちなみに競技気球のルールをざっくりお伝えしておきます。
飛び立った後は、風をうまく読んで目的地に向かい、気球上からマーカーを落としていきます。
その早さだったり、正確さを競ったりします。
その他にも色々ルールはあるらしいのですが、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
7:00〜 会場散策と腹ごしらえ。嫁と二手に分かれる
7時過ぎには全ての気球が飛び立って行きました。
次のお目当てイベント「気球の搭乗体験」の開始時間は8時半から。
一度車に戻り、持参したオニギリで腹ごしらえした後、私は搭乗体験の列に並びに。
嫁には車に残って、子供らの食事の面倒をお願いしました。
搭乗体験の列に並びに行くがてら、釣り体験の現場をチェック。
9時から整理券配布なのね。こっちは嫁に頼もう。
7:30〜 搭乗体験の列に並ぶ
気球の搭乗体験の列の最後尾に並びます。
いかんせん初めてなので勝手がわかりません。
到着時の6時過ぎから「列が出来てるな」とは思っていたのですが、なんの列かは深く考えず。
後から考えれば、もっと早く並んでおけばそれだけ早く体験出来たとわかるのですが、7時半過ぎに並んだ時には、既に先頭から50m以上列は伸びていたと思います。
車でオニギリとか食べてないで、取り敢えず並んでおけば良かった。
後で嫁から聞いたのですが、1番先頭の方は5時から並んでいたと場内放送で流れていたそうです。
凄い熱量だ!
搭乗体験の列に並ぶ時の必須アイテムが「レジャーシート」です。
シートがあると、整理券の配布が始まる(係の方が搭乗人数を聞きに来ます、私の並んでいた所には8:15分に来ました)まで、列の場所取りが出来て、体が自由になります。
虫の知らせか、私はリュックにレジャーシートを入れて来ていたので、列取りをしてお目当てのアレを見にいく事に。
7:50〜 北斗の拳バルーンのお披露目
今回わざわざ佐久まで行こうと思った理由の一つがコレ(笑)。
北斗の拳の原作者、武論尊(ぶろんそん)先生が佐久市出身という事で、それにちなんだ北斗の拳バルーンの初お披露目があったのです。
「佐久市に来い!!」という、あのフォントも良いですよね、北斗っぽくて。
私、もろドンピシャ世代なもんでたまらなかったですわ。
場内にあった北斗の拳バルーンのお披露目看板にはジャギもいたのですが、ジャギを見つけられず。
実はここにいたそうです(笑)。
(続き)
「おおお俺の名を言ってみろーッ!」
ジャギ様キターーーッ!!(←千葉繁ボイスで読んでね)
何とジャギは気球の上部、排気穴の蓋に君臨しておられました。
北斗四兄弟の絆は固かった!
誰が考えたデザインか知りませんが、ジャギをここに配置するセンスが心憎いね♪ pic.twitter.com/9U2FikAbmc— ぴーちゃん(虎廃) (@pi_chan_kakipea) 2019年5月4日
ばっちり堪能して列に戻り、食事を終えた嫁と子供らと合流。
ここで嫁と本日の予定をミーティング。
嫁に9時からの釣り体験の整理券配布に並ぶようにお願いして、
- パパ、長女(7歳)、長男(5歳)
- ママ、次男(2歳)
と、再度二手に分かれる事にしました。
8:30〜 気球搭乗体験開始で列が動き始める
8時半になり、搭乗体験が始まると少しずつ列が動き始めます。
列の後ろに目をやると更に列は伸び、私たちの所から更に50mは伸びているようでした。
気球の搭乗体験をやりたい方は、何はなくとも早く並ぶ(シートで列取り)した方が良いですよ、来年行かれる方。
搭乗体験の料金は
- 大人:2,000円
- 小学生:500円
- 未就学児:無料
です。
ただ、毎年5/3はキッズデーに設定されていて、小学生は無料になるそうです、ラッキー。
ちょっとずつ列は進むのですが、子供らは退屈そうな様子。
まぁ、待ってるだけですから。
すると場内アナウンスで、「キッズデーの写生大会の紙とクレヨンの配布を予定より早めます」とのアナウンスが。
それを聞きつけた嫁が、配布セット(画用紙と24色クレヨン)をもらって来てくれました。
これの存在が非常にありがたかったです。
おかげで子供らも退屈せずに、待ち時間を過ごせました。
長女はアシモの気球と佐久市のキャラクター鯉太郎の気球を。
長男はさっきママと散策した、イベント広場の露店と気球の様子を。
せがれよ、露店メインか、面白いなーお前(笑)。
9:45〜 気球の搭乗体験
列が進んで受付でお金を払い、ようやっと気球の目の前まで来ました。
搭乗体験で乗れるのは、5つの気球のうちどれかで選べません。アシモのがいいなぁ。
搭乗したのはアシモ!ではなく隣のオレンジと黄色の気球でした、残念。
結局乗る事が出来たのは9時45分。
そこまで長くは感じなかったけど、2時間待ったのね。
搭乗体験のスタッフの方と乗る前に少し話した所、「風が出て来たので、お客様は大丈夫だと思いますが、10時半まではもたないかも」と言われました。
確かに朝は無風だったのですが、風が出てきています。
搭乗体験の気球も風が弱まるのを待つシーンも出てきています。
横風が吹くと、やはり危ないそうです。
搭乗した気球からの景色。20mまで上がります。
体験した様子を色々書きたいのですが、あえて黙っておきます。
来年以降行かれる方は、自分で体験して感じてみてください。
なかなか出来ない貴重な体験で、子供たちも喜んでいました。
10時を過ぎるとかなり風が出てきて、結局搭乗体験はまだ列があったのですが、10時10分頃に中止になりました(受付でお金を払って乗れなかった方は、返金されます)。
係留体験の気球は風速3m程度で中止になるそう。
私達でギリギリだったのかも。乗れて良かった。
搭乗体験マストの人は「何はなくとも早く並ぶ」を肝に銘じてください。
10:10〜 イベント広場を散策
嫁チームと合流して、メインのイベント広場を散策します。
スラックラインのデモンストレーションが始まっていました。
もう、凄いの一言です。
立つのでさえ大変なのに、宙返りとかしています。
何人かのデモンストレーションのうち、小学校高学年位の子もやっていたんですよね、凄いなー。
スラックラインの体験もできました。
難しくて楽しかったです。
イベント広場は芝生でレジャーシートを広げて自由にくつろげます。
露店で食べ物飲み物を買ってきて、皆さんおのおの飲み食いしていました。
どんなお店が出ているのかチェックして、釣り体験に向かいました。
長くなりましたので、今回の記事続きます。しばしお待ちください。
後半へつづく(キートン山田で)。
書きました!
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