ジップロック梅干しと梅シロップ初挑戦、初心者でも簡単にできた!
過去の散策の甲斐もあり、ワタシには梅を採取していいポイントがありまして…。
市の土地なんですが、去年梅がたわわになっている時期に管理側の方に採取していいか尋ねると、「大丈夫ですよ」との回答をいただきました。
市が耕作放棄地を手入れして、市民に開放しているような場所です。
そこに何本かの梅の木があり、今年も訪れると沢山の梅の実がなって放置されていました。
そのままだと落ちるのを待つだけなので、勿体なさすぎる。
いくらか摘ませてもらい、梅シロップと長年やりたいと思っていた梅干し作りに初挑戦してみました。
マンション住まいの我が家のような環境でも、工夫次第で梅干し作りは可能でした!
拾った梅で梅干し作り。落ちている梅も使います
いただいてきた梅なので、流石に品種まではわからないのですが、そこそこの大きさの梅です。
拾ってきた中には「これは使えるのかな?」と思うちょい痛み気味の梅もあったのですが、調べてみると中が虫に食べられていなければ使えるらしいので、利用してみることに。
梅の判断はこちらの梅農家YouTuberさんの動画を参考にさせてもらいました。
プロが言うんだから間違いない。
ちなみに昨年はスーパーで梅を買って梅酒を作って成功しています。
去年梅酒を飲んでいると、子供たちが寄ってきて
いい匂いー、ずるーいパパだけ
と言われたので、今年は子供らも飲めるようにと、梅シロップを作ることに。
梅シロップならお酒加えて割って飲めば、大人も楽しめますしね。
↑上の図、検索したらpdf落ちてました。
ちゃんと読みたい方はこちら→南高梅の用途別熟度の目安
上の図によると「青梅はシロップに」「熟してきているのは梅干しに」とのこと、知らなかった!そうなのね。
と、言うわけで仕込んでいきます。
子供と梅仕事!梅シロップ作り
長男(8歳)に梅シロップを作ると告げると、「やったー」と楽しみにしているみたいなので、せっかくなら自分で仕込んだモノの方が美味しく感じるでしょうから手伝ってもらうことにしました。
ヘタを取ったら容器に氷砂糖と梅を交互に重ねていきます。
分量は氷砂糖と梅が同量とのことなので、氷砂糖1kg、梅1kgで仕込みました。
容器は去年梅酒を仕込む時にダイソーで買いました。500円だったかな。
重い瓶を持って帰るのが嫌な人はAmazonでも売ってましたよ。氷砂糖も売ってた。
氷砂糖は業務スーパーで1kg360円だったので、梅の調達がタダなので1,000円かかっていません。
後は放置で水分が出てくるので、適度に振ってやって、氷砂糖が溶けきれば出来上がりです。
仕込んで20日くらいで氷砂糖は全部溶けたので、飲んでみるとバッチリ成功です。
梅の匂いが良く出ています、大変美味しいです。
ちなみに氷砂糖が全部溶けたら梅は取り出した方が良いみたいですが、面倒くさくて放置してました。
ただ味が落ちたりカビの原因になるので、氷砂糖が溶けたら梅はとっとと取り出した方が良いみたいです。
梅シロップは焼酎入れて炭酸で割ると、ウメサワーになって大人も楽しめました。
梅シロップで使った梅はジャムに!
放置していた梅を2021年7月の4連休に、重い腰をあげてジャムにしました。
梅を火にかけて柔らかくしたのち、冷まします。
で手がベトベトになりながら、タネから果肉をつまんで取り出して、煮詰めてジャムにしました。
見た目はそんなに良くないですが、味はバッチリ甘酸っぱくて美味しいです。
ここらが参考になるかと思います。
マンションで梅干し作り!ジップロックでベランダ梅干し!
お次は梅干しです。
梅干作りは初めてなので、簡単に作れそうな方法がないか調べていると、ジップロックを使った方法があることを知りました。
公式サイトで紹介されてるこの方法で作っていくことにします。
「本当にこんな簡単な方法で良いのか?」とはじめ思いましたが、まぁ失敗しても元手かかってないからね(笑)。
ちなみに「ジップロック」って旭化成さんの商標登録なんですね。初めて知りました。
当然我が家にそんな高級な正規品があるわけもないので、廉価の類似品(ストックバッグやらフリーザバッグとか言うらしい)で代用です。
この水分を「梅酢」と言うらしく、この梅酢が上がってきて、梅全体がつかるようになれば良いみたいです。
「ジップロック®ストックバッグ」で漬けると効率よく梅酢が抽出され、大きな保存びんや重石がなくても手軽に作れます(ジッパーから液漏れすることがあるので受け皿をご使用ください。ただし梅酢は酸が強いため金属製のものは避けてください)。
情報引用:ジップロックホームページ
ストックバッグ1枚だと不安だったので、2重にして、常温で適宜袋をひっくり返して梅を梅酢につけながら土用干しまでの40日間放置しました。
7月の4連休にベランダで土用干し。クルマのボンネットも利用
6/10に仕込みを始めて、東京オリンピックの開会式の7/23に土用干しです。
梅酢を軽く切って、プラスチックカゴの下に新聞紙を敷いて干します。
ちなみに先程から何度も登場している↑のプラスチックのカゴ、ワタシは非常に重宝してます。
今回みたいに干しものをする時や、大好きな無料潮干狩りで取ってきた貝の砂抜きなんかにも使えるんですよ。
こんなやつですね↓
話それました、戻します。
午前中はベランダで干しましたが、我が家は昼過ぎからベランダに陽が入らなくなるので、駐車場のクルマのボンネットも利用して干しました。
ちなみに我が家の駐車場は通りに面しているので、通行人や他の住人からの注目を集めますが、そこはキニシナーイ(笑)。
悪いことしているわけではないので、迷惑かけてないならやりたいことやりましょう!
天日干し中、適宜梅をひっくり返して、これを3日間程繰り返します。
陽が当たらなくなったら、家に取り込んで、梅の上にペーパータオルをかけてホコリ防止に。
後は保存容器に移し、冷暗所で保管すれば良いそう。
塩をふいている梅干しも、寝かせると内側から水分が上がってきてしっとりするそうです。
3ヶ月くらいから食べられますが、6ヶ月ほどおくと味がなじんでおいしく食べられるとのことですが、3ヶ月も待てないので、まずは味見で一つ食べてみましょう。
んー、しょっぱすっぺー。でもちゃんと梅干しになってる。結構簡単に作れるんだなぁ、梅干し
まだ角のある酸っぱさと塩気だけど、ちゃんと梅干しの味はします。
旨味よりも塩気がかなり強いです。
まぁ、寝かせてから食べろってのをすぐ食べてるわけだから当たり前は当たり前なんですがね。
ただ初挑戦の割にはかなりちゃんとできてます。
状態の良いのをチョイスしているというのはあるものの、果肉にもちゃんと水分が残ってて、食感もちゃんと梅干しです。
何ヶ月か寝かせてみて、変化がでるのかな?それも楽しみです。
まとめ
拾ってきた梅でも問題なし!初梅仕事、かなり上手にいきました!
梅干し作りって凄い大変なイメージがあったのですが、このやり方だと簡単で失敗しずらくて良いですね。
都会の庭のない環境でもやり方次第でどうにかなったので、梅干し作りに挑戦してみたい方たちの参考になればと思います。
梅干し作りは人によって色々やり方があるみたいですが、基本的なやり方をおさえてから自分なりにカスタマイズするのもアリだと思います。
使う塩にこだわったり、ハチミツ梅にしてみたり、赤しそ使ってみたりと、カスタマイズ方法も多様です。
来年もタダで梅は入手可能なので、きっと来年も作るだろうなぁ。来年はもうちょっと減塩でもいいかも。
経験を重ねて、自分好みの梅干しの味に近づけていきたいと思います。
ネットサーフィンをしていると、タイムリーにクックパッドでジップロック梅干しと梅シロップの記事がありました、参考にしてみてください!
クックパッドニュース 梅しごと本番!ジッパー付き袋で失敗なしの自家製「梅干し」
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
↓ページ下部に「人気記事ベスト10」があります。お時間がある方は見るだけみてやってください(願)。
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