
子供も粘土遊び感覚で手伝ってくれます!
前回の「お家うどん」に続いての「お家粉モノシリーズ」です。
春のこの時期、ヨモギは住宅街のなんて事ない雑踏にも生えてきます。
我が家の周りでも、土手や公園はもちろんのこと、道路脇の防火水そうのスペースなんかにわさわさと生えてきています。


この記事を書いている2020年4月現在、外出自粛中ですがちょっとした散歩や買い物の途中で、家の近所でサクっと採取可能です。
簡単な材料でそこまで手間もかかりませんし、包丁も使わないので、料理下手のパパさんでも簡単に作れます。
子供も粘土遊び感覚で楽しみながら手伝ってくれますし、もちろん味の方も春を感じさせてくれる滋味深い味です。
失敗しづらいおやつ作りなので、お子さんと一緒に作ってみませんか?
ヨモギ団子の作り方
1.材料を揃える
【材料】
- 上新粉(業務スーパーで150円程度の物の半量125g)
- ヨモギの葉っぱ(30g程度、片手でわさっと掴めるくらい)
- 水(100ml)
- 黒蜜、きなこなど(100均で売ってます)
お団子のメイン材料、上新粉は業務スーパーの格安品です。


上新粉の裏にはお団子の作り方も書いてあるので、これにならって作っていきます。
ヨモギの葉の量は正直お好みで構わないと思います。
ただ少なすぎると風味が出ないし、多すぎると苦味が出ると思うので30g前後が妥当かなと思います。
2.ヨモギを茹でる

取ってきたヨモギの葉を茹でます。
レシピサイトには「少量の重曹を入れて茹でる」と書いてある所もありましたが、無くても全然美味しく作れました。

ヨモギは柔らかそうな新芽部分を摘んできます。
このまま茹でても構わないのでしょうが、「茎は硬いかな?」と思い分離する事にしました。
ちなみに茎部分も乾燥させて、お茶パックに入れると、自作入浴剤になります。
お風呂でヨモギのいい匂いが楽しめますよ!


団子の方に話を戻します。

茹で時間は例によって適当です。
熱湯に入れて、1〜2分もゆがけば十分です。
茹でていると、なんとも言えないよもぎのいい香りが立ち上ってきます。

アク抜き用の重曹を使っていないので、「少しでもアクが抜けるかな」と思い、10分漬けて水換え×3を行いました。
3.ヨモギをすりつぶす

ヨモギの葉を絞りよく水気を切って、手で適当にちぎったら、すりこぎでペーストにしていきます。
すり鉢がない方は、包丁で細かくみじん切りでも大丈夫です。
4.上新粉と水とヨモギを混ぜてお団子に
材料を混ぜて団子にしていきます。
厚手のビニール袋に上新粉を入れ、分量の水を数回小分けにして入れ、都度シェイクしていきます。
そぼろ状になった粉に、ヨモギのペーストを入れてこねていきます。




袋の中では混ぜ具合に限界があったので、袋から取り出してこねこねします。


いい感じで混ぜ込めました。
生地を棒状にして、あとは団子を作っていきます。

お団子を作る工程が、粘土遊びみたいで大人でも結構楽しいです。
ここで子供らは、団子以外のものも作り始めます。
上手に茹で上がるかわからないけど、楽しそうだからいいか。


5.団子を茹でる

ヨモギ団子を熱湯で茹でていきます。
熱湯に団子を入れ、団子が浮き上がってきてから2分程度したら、取り出して水にさらします。
水気を切ったら、いただきましょう!
ヨモギ団子を食べますよ

茹で上がったヨモギ団子は、濃い緑色。
きなこと黒蜜をかけていただきまーす。

うん草団子だ。ヨモギの風味が出てて美味しい!
派手さのある味ではないですが、じんわりといい香りで美味しいお団子が作れました。
子供らもバクバクと食べています。
何もしていない次男(3歳)は黒蜜きなこがお気に入りのようで、指でなぞって食べています。
次男よ、団子を食べろ(笑)。それだときなこ棒だ。
まとめ
だんご作りは簡単で美味しい!
ヨモギ団子作りは難しい工程がないので、料理下手な方でも失敗しづらいと思います。
「食育」という意味でも子供とよもぎの葉っぱを摘んでお団子を作るのは、いい思い出になると思っています。
よもぎはどこにでも生えているので入手が簡単ですし、お団子以外にも様々な料理やお菓子作りにも使える和製ハーブの女王様です。
クックパッド よもぎレシピ
クックパッドを見るとまだまだ色々な利用法があるようなので、いろいろ試してみるのも面白そうですね。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
↓ページ下部に「人気記事ベスト10」があります。お時間がある方は見るだけみてやってください(願)。

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