夏にピッタリの涼味。甘酸っぱくて美味しい!
実家の家庭菜園で父がトマトを作っていまして、それを大量にもらってきました。
採取したのは7月末。梅雨明け前。
今年(2020年)の7月は長梅雨でトマトの生育もあまりよろしくありませんでした。
一部分が痛み始めているトマトがほとんどだったので、前から興味のあった「トマトだし」にして利用してみることに。
最近ホンビノス出汁でラーメンを作ったらやたら美味しかったので、トマトだしでも作ってみようと思ったわけです。
買ったトマトじゃないので、大胆に使えるというのも貰ったトマトのいいところですね(笑)。
父上ありがとう!
トマトだしの作り方
実家は高齢の父と母の二人暮らしなので「なっているモノは食べ切れないから何でも持っていっていい」と仰せつかりまして(笑)、遠慮なく頂いてきました。
こちとら子供3人いるので、もらえる食材は何だってありがたい限りです。
トマトだしの材料
- トマト
- 塩
- 水
材料はこれだけ。
参考にさせてもらったのはこちらのサイトです。
漫画形式なので読みやすくて、おいしい感じもすごく伝わってきますね。
トマトだしはトマトをざく切りにして、塩と水で煮るだけで美味しいダシがとれます。
弱火でじっくりと煮た方が美味しい出汁がとれるそうなので、水から20分ほど煮ました。
最初は「汁だけ取れればいいんだろ」と思い、荒めのザルで漉したのですが、それだと赤いスープになってしまいました。
「これだとトマトスープだな」と思い、確実に漉せそうなコーヒーフィルターで漉すことに。
ただ、コーヒーフィルターだと時間もかかるし、何回かフィルターを変えないといけなかったので、キレイなガーゼなり水をちゃんと通すキッチンペーパーなりが、効率が良いと思います。
我が家に適当な道具がなかったので、やむなくコーヒーフィルターになりました。
トマトだし1品目。「トマトだしソーメン」
ラーメンの前に、トマトだし麺つゆでソーメンを作ってみました。
市販のめんつゆをトマトだしで割るだけ。
「カンゾウ」に関してはこちらをご覧ください↓。
一口目のトマト感が凄いな、トマト爆発な感じ!
一口目、口の中にトマトの甘酸っぱさと旨味が一気に広がります。
インパクトはなかなかです。
食べ進めるうちに、そうめんの水気で出汁が薄まって、どんどん普通のめんつゆに近づいていきます。
お好みでトマト出汁を足して食べ続けてもよし、味の変化を楽しんでも良しだと思います。
トマトだし2品目。「トマトだしラーメン」
ラーメンの作り方は前回の「ホンビノス塩ラーメン」で学んだやり方を踏襲します。
鶏むね肉を買ってきて、皮は「チー油」に、身はじっくり茹でて「鶏だし」を取りました。
塩ダレも前回レシピと同じものにしました。
トマトの主張はそんなに強く感じないな。でもスープは美味しい!
トマトだしと鶏だしが1:1の比率だったので、そこまでトマトの主張は強くなりませんでした。
まろやかな酸味と甘みが奥の方にほんのりトマトを感じさせるくらい。
思いつきで入れたキャベツがいい仕事しています。
シャキっとした食感が心地よく、食べるのに勢いがつきます。
基本美味しい出汁でWスープにしてるので、まずくなるわけがないです。
冷しラーメンにしても面白かったかなぁなんて食後に思いました。来年も実家からトマト貰って作ろう。
でも実家に帰るのにもコロナで気を使うので、なんとか来年の夏までには収束してて欲しいなぁ…。
まとめ
お皿に残ったトマト汁の味です!
あまり期待値ばかりを高めても嘘になるので、トマトだしの味を簡潔に表現するとそう言うことです。
サラダなり、冷やしトマトなりでトマトを食べるとき、トマトのゼリーや汁がお皿に溜まりますよね?
身も蓋もない言い方ですがあの汁を飲んだ時の味に近いです(笑)、あれよりは洗練された味ですが。
塩気はそれほど強くないのでこれだけだと物足りないですが、出汁としては汎用性高く使えそうな味です。
まさに、昆布だしに近いですね。
実際トマトだしの成分は「グルタミン酸」が多く、昆布だしに近いそうです。
料理上手な方なら色々応用を考えつきそうな出汁だと思うので、大量にトマトが手に入ったら試してみるのは全然アリだと思います、煮るだけで簡単だし。
だしだけにね(お粗末)。
クックパッド トマトだし
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
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