子どもって、「いくら」好きですよね。
私は大人になった今でも大好きです。
回転寿司に行ったら、必ず頼みます。
秋になると、スーパーなどで出回るのが生筋子。
この生筋子から簡単に「いくらの醤油漬け」が作れます。
多少値は張りますが、既製品やお取り寄せより断然高コスパで、いっぱい食べれます。
料理を全くやらないパパでも1時間もあれば作れますので、この機会にチャレンジしてみませんか?
包丁要らずで作れるいくらの醤油漬け
なぜ料理をしないパパでも作れるかと言うと、包丁を使わないからです。
全部手で作業できますし、時間もさほどかかりません。
後、「パパが作るいくら」って良くないですか?
普段料理をしないパパが、「この時期にだけ作るごちそう」の特別感。
我が家は「いくらの醤油漬け」と「ローストビーフ」だけは私が作ります。
どちらも家族には好評ですよ。
レシピは検索すればいっぱい出てきますので、このブログでは私なりの作り方をご紹介したいと思います。
いくらの醤油漬け作りの工程
まずはじめに、ざっくり工程を書きます。
-
塩水を作る
-
筋子をほぐしていくらにする
-
ゴミや余計な薄皮を洗い流す
-
水気を切る
-
調味液(醤油とみりんと酒)に漬ける
- 冷蔵庫で寝かせる
全工程で1時間~1時間半くらいかと思います。
1.塩水を作る
いくらは真水でほぐすと、いくらに溶けているタンパク質と真水が反応して水が白く濁ります。
何も知識がない状態でこれが起きると、ちょっとビビります。
「白くなっても大丈夫、後で醤油に漬ければ戻る」とのカキコミも見るので多分大丈夫なんでしょうが、安くはない買い物なので、基本に忠実に海水と同程度の塩分の塩水を作りって、その中で筋子をほぐしていきます。
2.筋子をほぐしていくらにする
大きめの容器に筋子と塩水を入れて、指の腹でやさしくほぐしていきます。
40度程度の「ぬるま湯塩水」の方が膜からいくらが剥がれやすくなるそうですが、かつてそうやった時にぬるま湯塩水をいっぱい作るのが面倒だったので、私はただの塩水でやってます。
別にほぐしにくいという事もないです。
ほぐすのに20分くらいですかね。
3.ゴミや余計な薄皮を洗い流す
ほぐしたいくらに水を入れて軽くかき回すと、白い薄皮が浮いて来ます。
白い薄皮は際限なく浮いて来ますので、5、6回で見切りをつけて良いです。
血合いやゴミも見つけたら、すくって捨てましょう。
この際の水は塩水の方が良いですが、水道水でも良いです。(水道水の場合は、前述した通り水が白くなります)
私のやり方は1の工程で作ったペットボトル塩水が残っていたらそれを使います。
塩水がなくなったら、ボウルに適当に塩を入れてから水道水を入れて、かき混ぜてその場で塩水にしてます。
手早く作業しましょう、10分位ですかね。
4.水気を切る
ザルにあげて良く水気を切ります。
ザルを適当に傾けて、20分から30分放置します。
5.調味液(醤油とみりんと酒)に漬ける
調味液の割合は、参照するレシピによると思いますので、お好みで。
参考までに書いておきますね。(表示内容は比率です。)
●北海道ぎょれん
醤油2
酒1
みりん0.33
●白ごはん.com
醤油2.5
酒1
みりん0.5
水1
●ニッスイ
醤油1
酒1
みりん1
また、みりんではなく、安いみりん風調味料でも問題ないと思います。
過去、私がみりん風調味料で作った時も問題はありませんでした。
今回は買った筋子にたまたま調味液がついていたのでこれをそのまま使用します。
6.冷蔵庫で寝かせる
一晩冷蔵庫で寝かせたら出来上がりです。
ピンポンいくらに注意
何年か前、上記と同様の手順で作ったいくらが固くて全然美味しくない時がありました。
こう言ったいくらは「ピンポンいくら」と呼ばれ、取れた時期が遅いといくらの皮が固くなってしまうのだそうです。
素人が見た目だけでいくらの皮の固さを判断することは難しいので、あまり遅い時期(11月とか)に出回っている生筋子で調理するのは避けた方がよいと思います。
とは言え私が今回買ったのは10/31。
会社帰りにたまたま寄ったスーパーで半額の生筋子がひとつだけ残っていたのでギャンブルで買いました。
ここを逃したら、もう今年は生筋子は買えないかなと思って。
まとめ
出来上がったいくらの醤油漬けを試食したところ、ピンポンいくらではありませんでした、セーフ。
いくらの醤油漬けは冷凍保存ができるので、冷凍して、お正月にご馳走として家族で食べるつもりです。
年々、生筋子の価格が上がっているのを感じますので、特売や賞味期限切れが近くて安くなっている筋子を見つけたらチャレンジしてみてください。
ピンポンいくらを回避するためには、10月中旬ごろまでの膜にハリのある生筋子を選ぶといいみたいですよ。
コメント