
発芽玄米の次は、玄米茶!
昨年(2020年)、稲穂を手作業で脱穀もみすりした記事を書きました。
今年(2021年)も稲刈りの機会に恵まれたので、1つ前の記事でもみすりして、「発芽玄米」にして食べてみました。
で、今回やってみたのは「玄米茶」。
当然の事ながら初挑戦です。美味しくできたかな?
さらに今回この記事を執筆するにあたって調べると、玄米茶の知られざる秘密がわかりました。
ちょっとだけ人に言いたくなるような情報なので、最後までおつきあいください。
いつも通りの手作業もみすり作業
まず、我が家にとってはおなじみのもみすり作業です。

おなじみじゃないあなたは、こちらの記事をお先にどうぞ。
手作業精米。発芽玄米で食べる。白米を見て機械の偉大さを知る!


この日は嫁さんの機嫌が良さそうだったので「面白いからやってみたら」と勧めて体験してもらいました。
「こんな感じ、ふーん」程度の薄い反応でしたが、全拒絶ではなくてよかったです(笑)。

自作玄米茶作り、玄米をフライパンで色が変わるまで炒るだけ
玄米茶の作り方は簡単。
玄米を焦がさないように炒るだけです。




初体験なので正解がわからないのですが、やり過ぎて「こげこげにがにが」になるのは嫌なので、10分で火を止め冷ますことに。

一粒手に取って食べてみましたが、ちょい固めのポリポリ食感。
香りは後に長く残りますね。
美味しいかと言われればコレだけだと微妙ですが、香ばしくはあります。
さて、これをお茶にして飲んだらどうなるか。
自作玄米茶を飲みます


最初、玄米だけで抽出しましたが5分経ってもあまり色づかなかったので、追加で緑茶を投入。
玄米緑茶ってやつですね。
具体的な定義はないらしいのですが、世の玄米茶ってのは、大体玄米1:緑茶1の割合の「玄米(緑)茶」らしいです。


うん、ほのかに香ばしい玄米茶。ほっこりする味だ
嫁さんと娘ちゃん(10歳)にも飲んでもらいましたが、
嫁さん、

うん、玄米茶ってこんな味
娘ちゃん、

かっぱ寿司の玄米茶より、玄米感が強くて美味しいかも
我が家はよくかっぱ寿司に行くのですが、かっぱ寿司のお茶って「粉末玄米茶」なんですよ。
そこのより美味しいと言われたので、成功ではないでしょうか。
2杯目はおせんべいと共に。

2杯目は緑茶感が強くなりました。
日曜のおやつに玄米茶と煎餅で、すごくほっこりしました。
まとめ
玄米茶、実は玄米使われていない問題!
今回玄米をママ炒りましたが、玄米を炒る時に水を入れる方法もあるらしいです。
玄米がはぜはじめたら少量の水を含ませながら炒ると、より風味が立つとのネット情報もありました。
で、玄米茶といいながら、緑茶と混ぜるものがほとんどなので、気になってwikiで調べてみると、衝撃事実が。
玄米茶向けの煎り米を製造するメーカーによると「玄米茶用の煎り米の注文のうち、9割は精米を使うよう依頼される」という。但し食用の精米のように真っ白にせず、30%から80%などの割合で糠が取り除かれる。また餅屑や乾いた飯粒を湯呑みに入れたことが玄米茶の始まりという説があり、玄米茶の嚆矢から玄米は使われてなかったと見られる。現在(2020年時点)でも玄米を用いるメーカーは少ない。毎日新聞によると市販製品の原材料欄は「米」と書いているメーカーが多く、「玄米」と書いているメーカーが2社あり、その中1社は実際は精米を使っており、もう1社だけ100%玄米を使っていた。
情報引用:Wikipedia 玄米茶
玄米茶と言いつつ、炒った白米+緑茶…。
「玄米=体にいい」のイメージをうまく利用してるんですかね。
毎日新聞のこの記事によると(リンク先は有料記事ですが、検索すると5chとかで全文ありました)、『食品表示法による食品表示基準によると、加工食品においては、コメの表記で「玄米」と「精米」を区別する規定がない。また、精米も元は玄米であることから、誤りではないという理屈だ。』とのことで、炒った白米がきつね色で玄米っぽいから「玄米茶」と呼ばれるようになったそうです。
まぁ美味しければなんでも良いんですが、玄米茶に玄米使われていないとは…
ね、ちょっとだけ人に言いたくなりません?
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
【追記】
Amazonで伊藤園さんの玄米茶見ても、「お米を炒ったふくよかな甘香ばしい香り」と玄米とは言ってませんね…。まぁ嘘は言ってないけど、商品名に玄米茶ってあったら玄米使ってると思うよね…。
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