外出できないなら、うどんを打とう!
コロナ禍で皆さん外出自粛の日々が続いていると思います。
「ゲームや動画も飽きてきたし、なんか変わった事を」とお思いの方、うどん作りはいかがですか?
材料は小麦粉と塩と水だけなので、どのご家庭でも簡単に揃います。
豪華な具はなくても、めんつゆとネギ程度でも美味しく食べれます。
上手にできた手打ちうどんはツルツルもちもちで、多少手間はかかりますが、こんな時期なので普段やらない事をやって時間を過ごしましょう。
我が家はこれが3回目のうどん作りで
- 1回目 → 成功
- 2回目 → 失敗(麺が硬くてゴワゴワ)
- 3回目(今回) → 成功
と、一応成功と失敗を経験しているので、失敗しづらいアドバイスも伝えられると思います。
またポリ袋を使って、特別な道具がなくても、あまり部屋を汚さずに作れるようなやり方で作りました。
今年のGWはどこにも行けないでしょうから、うどんを打って暇を潰しましょう!
子供も物珍しがって、進んで手伝ってくれますよ。
パパと作ろう!かんたん手打ちうどんの作り方
我が家は1年半程前、丸亀製麺の「うどん打ち体験」を子供にやらせてきました。
その時のお土産で上の写真の様な「うどん作りレシピ」を貰ったので、この作り方にならって作っています。
1.材料をそろえる
小麦粉は本来は中力粉が良いのでしょうが、薄力粉でも全然美味しく作れます。
我が家は業務スーパーの1kg100円前後の薄力粉で作りましたが、なんら問題なかったです。
厚手のポリ袋に計量した小麦粉を入れます。
この時粉をふるってもふるわなくてもどちらでも良いです。
時間に余裕のある時はふるってもいいかもしれませんが、今回ふるわなくても美味しく出来ました、お好みで。
今回は長女(8歳)と作っていきます。
女の子はこう言う時乗り気になってくれるからいいですね。
長男(6歳)はうどん作りよりSwitchに夢中でした(苦笑)。
小麦粉を計ったら、鍋に計量した水を入れて沸かし、同じく分量の塩を入れて溶かしたぬるま湯塩水を作ります。
2.混ぜる
小麦粉と塩水を均一に混ぜていきます。
ポリ袋の中の小麦粉に塩水を3、4回に分けて加えていき、都度袋を振ってかき混ぜます。
こんな感じの、そぼろ状になるように
そぼろ状になったら、今度は袋の外からひとかたまりになるように揉んでいきます。
揉んでひとかたまりにします。
まだボソボソ状態でも、気にしなくて大丈夫。
ひとかたまりになれば問題ないです。
3.寝かし(熟成)
ひとかたまりにしたら、常温で30分ほど寝かして熟成させます。
4.鍛える
うどん生地を踏んで鍛えていきます。
かかとを使って、かかとを軸に円を描くように。
踏んだら袋の中に手を入れて生地を折り返して、また踏んでいきます
写真に写っているのは、娘が「重しになるように」と取り出してきたピアニカです。
あまり意味ないと思うけど…。
子供らだけではちょっと不安だったので、私も何回か踏みました。
合計5、6回「折り返しては踏んで」をやりましたかね。
踏んで鍛えた生地を丸くまとめます。
表面がツルツル滑らかになれば大丈夫です。
写真のは多少甘いですが、問題ないでしょう。
5.寝かし
袋の口をしばって、余り空気に触れさせないようにして、うどん生地を寝かします。
夏は1時間、冬は2、3時間程度。
今回我が家は冷蔵庫に入れて1日寝かしてみました。
冷蔵庫はちょっと乾燥が怖かったので、うどんの上に濡れたペーパータオルをかけて寝かせました。
ちなみにここまでの工程は正直余り気をつけるところはありません。
分量さえ守って小麦粉と塩水を混ぜれば、まぁうどん生地にはなるとは思うので、あまり神経質にならなくても大丈夫だと思います。
6.鍛え直す
翌日、1日寝かした生地を再度踏んで鍛え直します。
ここも回数は適当でいいです。
1度目と同じ容量で、3回程度踏みました。
7.さらに寝かす
踏み終わった生地を丸く団子にして、再度寝かします。
これも時間は適当。
20〜30分程度で構わないと思います。
8.伸ばす・切る
うどん生地を伸ばしていきます。
ここからは失敗しないために多少気をつけるところが出てきますので、目立つように書いていきます。
大きめのゴミ袋を開いて、テーブルの上に広げます。
写真は我が家のこたつテーブルです。
4、5人前ならこのくらいのスペースが有ればなんとかなります。
打ち粉を振るので、ここだけ多少気をつければそこまで部屋が粉々になることはないかと思います。
生地を伸ばしていきます
めん棒があればめん棒で伸ばします。
ただ、我が家はあるはずのめん棒がちょっと見つからなかったので、すりこぎ棒で伸ばしました。
めん棒がない場合は、少し短いですが「ラップの芯」でも代用できます。
ラップの芯部分はかなり丈夫な紙で出来てるので、1回試した事あるのですが問題なく伸ばせました。
余談ですがうどんを伸ばし終わった後、用事から帰って来た妻から「めん棒あったのに」と言われてガックシ。早く言ってよ。
ちなみにダイソーで買ったそうです。
100円ショップって、何でも売ってるな!
すりこぎ棒で奮闘してこのくらいまで伸ばしました。
目安としては厚さ4ミリ程度になるまで伸ばします。
生地を伸ばす時のコツとしては、棒に生地を巻きつけて手前にきゅーと引くときに生地が伸びていく気がします。
本当は四角くなるように伸ばしたいのですが、そこは出来ればで構いません。
まな板と生地に打ち粉(片栗粉)をして、生地を3層の蛇腹にして切っていきます。
麺を切る幅は3〜4ミリ。太くなりすぎないように気をつけて!
ここで「気をつけポイント」です。
生地を切っていくのは難しいです。
なるべく均等に切った方が茹でムラがなくなるので、頑張って均等になるように切っていきましょう。
結構厚めになってしまうことが多いので、気持ち細めに切るのを心がけてちょうどいいくらいだと思います。
切った後の生地ですが、打ち粉が足りなかったからかじゃばら部分がひとかたまりになっていたので、娘にほぐして麺状になるように作業させました。
出来あがった麺です。
多少太めですが、まぁご愛敬。
9.茹でる
茹でていきます。
大きな鍋があればそれで一気にやりたいところですが、我が家には大きな鍋がないので2回に分けて茹でました。
お湯が沸騰してから麺を入れます。
茹で時間は10分程度。
で、ここで「気をつけポイント」。
茹で時間はあくまで目安。何回か太い麺を食べて見極める!
茹で時間は「10分程度」と書きましたが、あくまで目安です。
麺の太さやご家庭の火力、鍋の大きさ等で変わってくると思います。
10分程度茹でたら、なるべく太い麺を選んで試食して、茹で上がっているのを確認してからザルにあげましょう。
我が家がうどん作りで失敗した時は、この試食の時に細めの麺を試食して、火が通ったと思っていたら大部分の太めの麺が茹で上がっておらず、ゴワゴワの硬い麺を食べるハメになりました。
また、水でシメるので、多少緩めに茹でてもシメて硬くなるので、長めに茹でた方が失敗が少ないと思います。
エバラ食品 吹きこぼれを防ぐ裏ワザ、試してみました!
太めの麺を何回か試食し、ちょうど良い茹で加減でザルに取り、流水でシメます。
15分近く、麺を茹でた気がします。
10.食べる!
ニラ醤油を作り、キムチ、納豆、ネギを乗せたぶっかけうどんを作りました。
見た目はかなり美味しそう、お味はどうかな?
うん、うどんは美味しく仕上がったバッチリ!
手打ちうどん大成功です!!
茹で加減もちょうどよく、食感ももちもちつるつるです。
妻も子供らも「美味しい」と食べてくれています。
つゆが塩気が強かったので、食べ進めると喉が渇いてきて、嫁曰く
美味しいけど、もうちょっと甘みのある方が良いかな、食べ続けるとシンドイ
とのこと、次回の宿題をいただきました(笑)。
まとめ
プチ感動しますよ!
今回3度めのうどん作りでしたが、回を重ねるごとに手際が良くなっている気がします。
初挑戦の時は多少大変かもしれません。
特に麺を切るときが、気を使うのと時間がかかるので「イッー」てなりがちです。
ただそれを楽しめるのであれば、上手に作れた時は、大げさかもしれませんがちょっと感動できると思います。
初めて作って成功したときは、「自分でこんなにお店っぽいうどんが作れるもんだなぁ、凄いな俺!」と思ったもんです。
後、自分のレベルが上った気がします。自信につながると言うか。
今まで生きてきた中で「家でうどんを打って食べた」という友人・知人は聞いたことがないので「俺はうどんが打てるんだぞ!」と心の中で思うと、人より優れた人になった気がします(笑)。
日清製粉さんのサイトに、ちゃんとしたレシピもありますので、こだわりたい人はこちらも参考にしてください。
「うどんが打てる親父」って何か良くないですか?私だけですか?(笑)
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
↓ページ下部に「人気記事ベスト10」があります。お時間がある方は見るだけみてやってください(願)。
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