9ヶ月寝かせた自家製すだち酒を飲む。すだち酵素シロップも自作

とって食べる
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この記事は

「自家製のすだち酒を作りたいんだけど、おいしく作れる?」

という疑問をお持ちのあなたに向けて書いています。

寝かせりゃいいってもんじゃないのね

9ヶ月 放置した 寝かせた、自家製のすだち酒を飲んでみました。

すだち酒に挑戦したのは今回が初めて。

仕込みは上手にできたので、期待して飲んでみました。

するとどうでしょう、バッチリ期待に反してくれましたw。

これからやってみたいと言うあなたのために、仕込み工程(作り方)と反省点を記しておこうと思います。

すだち酵素シロップは上出来だったので、そちらの作り方も。

すだち酒、もっと美味しくなると思ったんだけどなー。

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摘んできたすだちで、すだち酒を仕込む

わたしには無料で摘めるすだちの採取場所があります。

過去の散策の賜物ですね。

すだち
採取日は2021年9月。すだちはこんな感じでなってます

一昨年がっついて取ったからか、昨年は少なめの実なりでしたが、それでもこれだけ↓収穫できました。

すだち
これだけ取ってきました
すだちそば
採れたてすだちで毎年のお楽しみのすだちそばも楽しみました
すだちの皮をすだち胡椒用にすりおろす
すだち胡椒用に皮をスリスリ

前年仕込んだ「すだち胡椒」が残っていたので、追加仕込み用に皮をすりました。

で、残ったすだちの実を「すだち酒」にしてみようと思いつきました。

と言うのも、その年梅酒作りで使ったホワイトリカーと氷砂糖がちょうど残っていたんです。

すだちの果肉と緑の外皮の間に白い部分があります。

ここが苦いことはすだち胡椒作りの時に調べて知っていました。

調べたら、柑橘のあの白い部分「アルベド」って言うんですって。

だいぶカッコいい名前だなw。

ねとらぼ “みかんの白い筋”の正しい名称は、中二病にかかりそうなくらいかっこいい”

「ここが苦いんだよなー」と一人でつぶやいていると、長男(9歳)が「なになにー?」とやってきました。

かくかくしかじか話すと、「ここの部分?」と長男がすだちの白い部分をむきむき。

すると案外いい感じで剥けることが判明しました。

でかした息子よ。

パパやる前から諦めてたけど、いい感じで剥けるのな。

すだちのアルベドをむく
剥けるじゃなーい
白い部分(アルベド)が残らないようにむいたすだち
極力白い部分が残らないよう、頑張ってむいたすだち(右)
すだち酒の仕込み
ホワイトリカーと氷砂糖と一緒に漬け込みます

【すだち酒の材料】

  • すだちの実 5個
  • ホワイトリカー(35度) 300ml
  • 氷砂糖 100g

で仕込みました。

あとは寝かせて待つだけ。

苦いと言われる白い部分(さっき覚えた!アルベド)は極力除いたので、おいしいのができるはず。

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すだちの酵素シロップも仕込む。材料2つでカンタン

以前NHKの「あさイチ」で、「すだちの酵素シロップ」の作り方を放送していました。

すだちが手に入ったらやってみようと思っていたので、挑戦してみました。

材料はすだちと砂糖の2つのみ。

すだちの酵素シロップの材料はすだちと上白糖
材料はすだちと上白糖

容器は使用済みハチミツの瓶を煮沸消毒して使用。

すだちを良く洗って、ペーパータオルで水気を拭き取ります。

すだちを6つ切りにして、すだちと砂糖を層になるように交互に重ねます。

すだち酵素シロップの作り方
6つ切りにしたすだちと上白糖
すだち酵素シロップの作り方
すだち、砂糖、すだち、砂糖、の層になるように重ねます

今回は

  • すだち 250g
  • 砂糖 250g

の分量で作ってみました(すだちと砂糖、同量程度でいいらしい)。

砂糖の種類も特に指定はなく、一般的な上白糖の他、三温糖、黒糖、氷砂糖とかで作ってもいいみたいです。

最後は砂糖でフタをする様に。

すだち酵素シロップの作り方
砂糖でフタってことだから、こういうことね

発酵でガスが発生するので、フタは甘くしめます。

朝晩の2回、蓋を閉めて振って馴染ませて発酵を促しました。

すだちの酵素シロップ。仕込んで24時間後
仕込んで24時間後。1日でこんなに水分がでます

10日から2週間で、砂糖が溶けきったら出来上がり。

すだち酵素シロップの作り方
10日~2週間程度で、砂糖が溶け切ったらできあがり
すだち酵素シロップ
すだち酵素シロップ、できあがりはこんな感じ

ほんのり黄緑色に色づいた、甘酸っぱいシロップです。

焼酎にシロップを入れて炭酸で割って飲みましたが、甘く爽やかでおいしかったです。

Twitterにもつくれぽ報告も多数で、失敗少なめでおいしく作れると思います。

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9ヶ月寝かせたすだち酒を飲む

仕込んだ後、完全に放置していた 寝かせていたすだち酒を一冬越させて飲んでみました。

お酒は寝かせれば、寝かせるほどおいしくなると思うじゃないですか。

決して面倒になって放置していたわけではありません、決して…。

9ヶ月寝かせたすだち酒
というわけで9ヶ月モノのすだち酒。色は良いよね

フタを開けて匂いを嗅ぐと、柑橘の良い香りがします。

これはイイんじゃないかなと期待値があがります。

自家製すだち酒
焼酎入れて、ソーダで割って、輪切り冷凍してあったすだちを入れていただきます

あれ、想像より苦いぞ。白い部分取ったのに

甘苦い味です。

妻にも飲んでもらいましたが、同様の評価でした。

「苦味が結構強いから、ゴクゴクいけない」とのこと。

無糖のソーダだと苦さがだいぶ際立ったので、甘いキリンメッツで割って飲んだら苦さはだいぶ軽減されました。

ただそれならすだち酒でやるより、普通の蒸留焼酎を割って飲んだ方が良いかな(苦笑)。

まずくはないですよ、全然飲めます。ただ後味の苦味が強めです。

やってみないとわからないもんですねー。勉強になった。

まとめ

今年はもう少し漬け込み期間を短めに

すだちの緑の皮を一緒に漬け込むすだち酒のレシピもあり、その場合は「苦味が出るから、一週間くらいで皮は取り出す」とありました。

皮を入れてないからそこまで苦くならないかと思いましたが、流石に9ヶ月は漬け込み過ぎだったかもしれません。

今年もすだちはGetするつもりなので、漬け込みをもう少し短くして試してみたいと思います。

絞った果汁を足してみてもイイかもしれませんね。

すだちの風味を出しつつ、苦くならないちょうどいい塩梅を見つけたいと思います。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。

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