くだらない事に試行錯誤(笑)
きっかけは今年(2021年)の夏に作った赤紫蘇ジュースです。
とっても綺麗な色に仕上がったので、
これ、氷がもっと透明だったら写真映えするだろうなぁ
と思い、家の冷蔵庫で作れる透明な氷の作り方を検索していたんです。
で、ネットサーフィンしていると、こんなモノが目に飛び込んできました。
食楽web コーヒーが巨大な氷塊ごと登場!『神戸にしむら珈琲店』で噂の「氷の器のコーヒー」を飲んできた
おおっ、これは凄い!
と思うと同時に、
この規模じゃなくても、コレ家でもできるんじゃない?つーか作ってみたい!
と、思い立ち色々と試してみました。
失敗を何回か経て、経験値を積んだので、これから作ってみたい方たちの為に作り方を記録に残しておきます。
氷の器にカラフルな色のジュースを入れると、子供も喜びますよ!
まずは我が家で作った「氷の器アイスコーヒー」の成功例を!
安物の豆のアイスコーヒーを注いだだけなので、味が特段良いかと言われればそうでもないのですが(笑)、まぁ楽しいです。
水っぽくなると美味しくなくなるなと思い、急いで飲んだので、正直そんなに味わえてません。
が、それでもやっぱり楽しいは楽しかったです。
ではこの「氷の器」の作り方と失敗の数々をご紹介します。
お家で「氷の器アイスコーヒー」の作り方
【材料】
- 深めのタッパー(フタ必須)
- 缶コーヒーの空き缶
- タオル
- 輪ゴム
深めのタッパーは昔嫁さんがイケアで買ってきたモノです。
寸法を測ると、タテ11×ヨコ11×深さ13cmでした。
調べたらありました、コレですね↓単品ではなくセットで買ってきたヤツです。
タオルと輪ゴムはまぁ無くても平気です。
透明な氷を作るためには、水がゆっくりと冷えた方が良いので、水を冷やす時にタッパーに巻きつけて使いますが、なくても器自体は作れます。
氷の器の作り方手順1
●タッパーに空き缶をセット
水は氷になる時に膨張するので、それを考慮して入れてください。
フタをして、タッパーの8分目くらいの量がちょうど良いかと思います。
位置調整が完了したら、しっかりフタをします。
氷の器の作り方手順2
●タッパーをタオルで包んで輪ゴムで止める
先ほども言いましたが、面倒くさい人はこの工程は無くても大丈夫。
真ん中にセットした空き缶が動かないよう慎重に!
氷の器の作り方手順3
●タッパーの下にもタオルを敷いて、冷凍庫で冷やす
家の冷蔵庫の製氷機で氷を作る時って、氷の中央に白く濁った部分が残りますよね?
あの白いモノって水の中の不純物なんですって。
不純物と言っても体に悪いものではなく、空気やミネラル、カルキなど。
水は不純物のないところから凍っていきます。
家庭用冷蔵庫の製氷機で作る氷は上下左右から一気に急速に凍らせるので、氷の真ん中に不純物の残った白く濁った部分ができます。
タッパーの底と周りを囲うことで、水がタッパーの上部からゆっくりと凍り、白く濁った不純物部分を底部の方に追いやる作戦です。
で、実際出来上がった氷の器は、白い濁りは底部の方にできたので、この作戦に間違いはないかなと。
タオルで囲わなくても、氷の器自体は作れると思いますが、飲み物を注ぐ部分が透明な方が見栄えが良いと思うので、ひと手間かけてみました。
透明な氷の作り方は、こちらのサイトとかを参考にしました。
氷の器の作り方手順4
●冷凍庫に放置で待機
3日間くらいじっくりと冷凍庫で放置しましょう。
タオルで巻いているので、固まるのに意外と時間がかかります。
途中過程を見たくて、容器を取り出して「あっ、凍ってるじゃん」と思っても、一部凍っていなくて動かしたはずみで空気が入って変な事になることもありました。
「あわてるコジキはもらいが少ない」って事で、じっくり待ちましょう。
氷の器の作り方手順5
●取り出して、常温で放置
完全に凍った容器を取り出して、常温でしばらく放置します。
10〜20分放置して、氷が少し溶けて、タッパーを逆さにしたら氷が自然と落ちてくるまで待ちましょう。
冷凍庫から取り出してすぐの氷に、水などをかけて無理やり溶かして取り出そうとするど、氷に亀裂が入って台無しになることがあります。
ここもじっくり待ちましょう。
氷の器の作り方手順6
●缶コーヒーにぬるま湯を注いで、缶をクルクル回して取り出す
当初この「ぬるま湯注ぎ」が思いつかず、長時間溶けるのを待って取り出していたのですが、ある時ひらめきました(笑)。
すぐひらめけよって話なんですが、オジサンなんで頭が固くてね…。
氷の器の作り方手順7
●氷の器、完成!
再度、完成品の写真を。
ワタシがコーヒーを飲み終わった後は、当然子供らが「ぼくたちも飲みたい」となったので、器を水ですすいで再利用です。
家族で使う分には、洗って使いまわせば良いので、何回か使えますよ。
形状が保たれているうちは、使用後洗って再度冷凍庫で凍らせれば再利用可能です。
子供も喜ぶ氷の器ジュース!
ファンタグレープは色味としてちょっと地味でしたね。
今度アイス買ってきて、メロンソーダ入れてクリームソーダにしたら大喜びしそうだなぁ。
かき氷のシロップが残ってるお家では、シロップを炭酸水で割っても綺麗な色のジュースになりそうですね。
大人が喜ぶ氷の器ビールw
嫁さんに
ビール入れてみたら面白いんじゃない?
と促されたのでその写真を。
本物ビールではなく嘘ビールですが、うそんこビールの方が氷の器に入れるのに躊躇しないので好都合ですw。
氷の器、試行錯誤の記録と失敗写真
この実験、実は小一ヶ月ほど試行錯誤してました(笑)。
写真でその過程と失敗例なども載せておきます。
ファンタオレンジを入れた後、洗って再度冷凍庫で凍らせて、次にアイスコーヒーを注いだのですが、冷凍庫から取り出してすぐコーヒーを注いだので、氷の容器にヒビが入りました。
当初「コレでこの企画はヨシとしよう」かとも思ったのですが、やっぱりヨーグルトの容器だと注げる量が少ないのと、写真もイマイチ美しくない…。
もう少し深さが欲しいなと思い、コーヒーの空き缶を使うことにしました。
「上手に作れた!」と思い、ジュースを注いだら穴が開いてダダ漏れに。
実験中、この「穴あき」は数回発生しました。
前述した「成功例」の氷の器も、実は何回か使用すると穴があいて中の液体が漏れました。
そんな時は再度タッパーに水を入れて穴を塞ぐように凍らせると再利用できます。
底部が段になって凍るので若干不格好ですが、背に腹はかえられないってことで…。
空き缶をスチール缶ではなくアルミ缶で試すと、氷の膨張に耐えられずに潰れました。
これもこれから「作ってみよう!」という方はお気をつけて。
まとめ
費用ほぼ0円で楽しめます。一番の敵は奥さんw!
読んでいただいたらわかる通り、家にあったタッパーと空き缶を利用したので費用はほぼ0円です(ちなみに本家の氷の器アイスコーヒーは1,800円)。
ちょうどいい深さのタッパーがない場合は、代用できそうなフタ付きの容器と、空き缶でなくても窪みが作れる容器だったらなんでも良いと思います(ただし氷の膨張に耐えられる強度のあるもの)。
100均等で使えそうな材料を買って来てもよいですし、家にあるもので工夫してなんとかしてみるのも面白いですよ。
で、成功すれば楽しいのですが、ワタシみたいに小1ヶ月にわたり冷凍庫になんだか良くわからないモノを入れておくと、奥さんに「邪魔!」と言われるのは必至なのでご機嫌を伺いながら邪魔にならないように気を使って制作してくださいね。
まぁウチの奥さんはワタシの奇行には慣れっこなんで「またなんか変なことしてるよ」と大目に見てくれてるところはありますが、世のパパさんたちは何も説明せずにやると、絶対怒られますからw。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(礼)。
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